邯鄲

なれそふた 路
風に任して
沓をふむ 下の
邑くさ 唱ふ
邯鄲が誘ひ 哀しくて
ふたたびの 年の なからん
きみ
めぐり 逢はざらめ やも
見ぬ夢の その先に

 
【鎌倉の天気】
 つき待つきの かくれ雨
 おきさる舟も 黒煙りゆき


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