マガジンのカバー画像

しつれん

17
どんな過去もあなたを作る道* 苦くて甘くて切なくて辛くて 感情をたくさん味わって”あなた”を作ろう
運営しているクリエイター

#愛

寂しいと感じる時間

寂しいなんて言葉では物足りない しずかな空間で息をするのは慣れない いくら後悔しても戻ることは出来ず となりには誰もいないことを知る 感覚がどんどん鈍くなって じかんの経過が分からなくなって ループする夢の中を彷徨う 時刻はもう3時、悪夢の時間が終わる 間接照明が私を照らし続ける 言葉遊びシリーズ 失われた愛と、その後の空虚感を縦読みのメッセージにしました 夢に見るのは彼のこと・・・

遠くへ消えた微笑み

言葉の羅列から生まれるストーリー 無造作に無作為に言葉を羅列する そのままの順番でストーリーを作る 今日はこの羅列↓↓↓ 神様。どうか私に微笑みをください。 この吐露する思いは、苦いチョコレートのようだった。後味の少し悪い大人の味だけど、慣れてしまえば甘く感じるあの感覚。 あなたの背中を追いかけていた小学生のころは、静かに紙飛行機を飛ばして遊ぶような子供ではなく、常に楽しそうな明かりを追い求めて走り回っていた。欲しいものは誰にも言わない。言ってしまうと無くなるんじゃない

あいまいな愛

答えのある中で生きてきた私は 答えのない世界でどう生きればいいんだろう こんな曖昧な世界で私は何を探せばいいんだろう 答えはどこ?探して見つかる? どいういう思考で?ヒントをちょうだい そうやって答えになるかも分からない答えを探し続けてる この心が折れないのはきっと 君がずっとそばで見守ってくれてたから 答えのない感情の中で君は 答えをくれる あぁそうかそうだったのかと腑に落ちる 甘くてあいまいな、、、 これが恋しいということか 最後に君はとてつもない謎を置いていっ

炭酸刺繍【企画に参加】

水槽のポンプからは炭酸のように泡がぶくぶく 金魚は刺激的に泳ぐ 泡の中に映るは、過去の記憶の断片 記憶の糸を紡ぐように、泡があふれ出す しゅわしゅわはじけ飛ぶ泡は自由に舞いあがり まるで手仕事の織り成される刺繍のように 繊細で美しい緻密なデザインは 甘美な思い出をそのままに 光を反射し心を動かすキラキラ あの人を思い出させる記憶がパチパチと 目に浮かぶ笑顔、忘れもしないあの日 抜けてしまった炭酸が手のひらでじっとりと まとわりつく、水ですべて流せればいいのに 淡く切ない

大さじ3

最近見かけた先輩に一目ぼれ 見た目も、部活も、仕草も 全部カッコイイ ラインもすぐ既読、即返信 脈ありじゃない?って盛り上がってたのに 親友があっさりと あの人彼女いるから諦めたほうがいいよ。 さっきまで応援してくれてたじゃん? あんたの為に言ってあげてるじゃんって それ先輩の前で言う? 一人舞い上がってた私がばかみたいじゃん もう全部どうでもよくなって一人で帰った 何もしたくない、誰とも話したくない なのに、こんな時に限ってあいつからのライン 「暇ー」って「既読スルーす