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しつれん

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どんな過去もあなたを作る道* 苦くて甘くて切なくて辛くて 感情をたくさん味わって”あなた”を作ろう
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2024年4月の記事一覧

羽を休める白い鳥

全部ほどけてしまった。複雑に絡み合った関係は時間をかけて静かに確実にほどかれてしまったことにようやく気付いたときには全てが遅すぎた。 雨上がりの空にできた虹は新しい自分へなるんだよって笑っている。そんな事になっていたとは知らなかったよ。忘れてはいけない教訓が空気中に浮遊する虹の煌めきと同化して眩しさに涙がこぼれた。 君にとって俺ってどうなんだろう、どうだったんだろうのほうが今は正しい。君が再三言っていた「不安だよ」という言葉を思い出す。大丈夫だよ君を泣かせたりしないよってず

窮屈な愛の物語り

言葉の羅列から生まれるストーリー 無造作に無作為に言葉を羅列する そのままの順番でストーリーを作る 今日はこの羅列↓↓↓ 窮屈な愛の物語り 爽やかな風が私を包み込む。こんな美しい世界に私は酷い言葉を紡いでしまって、生まれては消えていくさざ波を世界で一番憎んだ。 一度も欲しい言葉を生み出すことは出来なくて、呼吸は荒くなる。 私はもう誰かと戦わないことを決めた。本当にそこでは何も生み出さないことを知ったから。茜色の夕焼けで髪は染まり、浅い息を繰り返す。悔しかった思いも全てがさ

遠くへ消えた微笑み

言葉の羅列から生まれるストーリー 無造作に無作為に言葉を羅列する そのままの順番でストーリーを作る 今日はこの羅列↓↓↓ 神様。どうか私に微笑みをください。 この吐露する思いは、苦いチョコレートのようだった。後味の少し悪い大人の味だけど、慣れてしまえば甘く感じるあの感覚。 あなたの背中を追いかけていた小学生のころは、静かに紙飛行機を飛ばして遊ぶような子供ではなく、常に楽しそうな明かりを追い求めて走り回っていた。欲しいものは誰にも言わない。言ってしまうと無くなるんじゃない

あいまいな愛

答えのある中で生きてきた私は 答えのない世界でどう生きればいいんだろう こんな曖昧な世界で私は何を探せばいいんだろう 答えはどこ?探して見つかる? どいういう思考で?ヒントをちょうだい そうやって答えになるかも分からない答えを探し続けてる この心が折れないのはきっと 君がずっとそばで見守ってくれてたから 答えのない感情の中で君は 答えをくれる あぁそうかそうだったのかと腑に落ちる 甘くてあいまいな、、、 これが恋しいということか 最後に君はとてつもない謎を置いていっ

炭酸刺繍【企画に参加】

水槽のポンプからは炭酸のように泡がぶくぶく 金魚は刺激的に泳ぐ 泡の中に映るは、過去の記憶の断片 記憶の糸を紡ぐように、泡があふれ出す しゅわしゅわはじけ飛ぶ泡は自由に舞いあがり まるで手仕事の織り成される刺繍のように 繊細で美しい緻密なデザインは 甘美な思い出をそのままに 光を反射し心を動かすキラキラ あの人を思い出させる記憶がパチパチと 目に浮かぶ笑顔、忘れもしないあの日 抜けてしまった炭酸が手のひらでじっとりと まとわりつく、水ですべて流せればいいのに 淡く切ない

地球の丸さと私の角

誰も泣かないように地球は丸くなったんだって だから私は四角い部屋で一人泣いているんだ 昨日のことが嘘のように、また今日がくる だけどあの感情は引きずったまま 暗い部屋に光が差し込んできたとしても 私の感情はびくともしない、頑丈なものだ 「さよなら」の意味を理解するのは早かった ごめんね、ごめんねって思いが声にならずに 消えていった

記憶の片隅

あ、この香り あ、この歌 あ、この時計 あ、この小説 あ、あ、あ、、、 もういないはずのあなたは どこにでもいて もう思い出すこともないと思っていたのに 私の記憶の片隅に住みついて 私を縛っていく あなたはそうとは知らず わたしは何度も泣いた

恋の地平線

春を感じに海に来た 私の春は まだ遠いけど 地平線のずっとずっとまだ向こう側に 見える気がするんだ さっき春を卒業したばかりだというのに 私は薄情だ もう次の春を夢見てる もし感情が可視化されたら もっと早く気づけたのに あんなに満ちていた心が どんどん引いていたことに ずっと見ないふりしてた 私の淡いピンク色は青い海の地平線へと消えていく 〇と△シリーズ 好きな言葉をお題として組み合わせ詩を作る 今日は 春 × 地平線