リバースクローズドガード

滅多に使うことはありません
でも珍しい技なので相手が戸惑うかもしれません
Kガードが得意な人は持っておくと便利

*自分から見て右側(相手の左足)でKガードをつくる場合で説明
右膝をマットに落とし足を相手の左鼠径部に当て
相手の左足に両手でしがみつくように深くクラッチを組みます

リバースクローズドガードは
ハーフバタフライやニーシールドガードからエントリーします
横回転が上手な人はオープンガードからもエントリー可
手のクラッチはKガードと同じで
右に横回転して足回しし
左足を一度相手の左腰に当てる
先に右足を抜いて反対の脇(右脇)から出す
最後に腰に当てていた左足を左脇から出す
*足が抜きにくいのでこの順序
バックをとられているような体勢で足組みをつくる
肩と頭てバランスをとりながら
クラッチ側から顔を出して相手の方を向く
*絶対にやられてはいけないのは左足で頭を跨がれること
→足組みをしっかりして、手のクラッチで左足をコントロールしていれば大丈夫

こんな体勢から何ができるのか!?
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基本的にリバースクローズドガードは
足組と手のクラッチで相手を頭方向へ送り出すようなプレッシャーをかけておく

①立ち上がってスイープ
クラッチを持ったまま足で相手をアタマ方向に送り出しマットに手を着かせ
自分が先に立ち上がればスイープできる

②キムラロック
相手は足組が嫌なので膝を落としにくる
たいてい左膝(顔が出ている側)を狙ってくる
手を出してきたら右手で手首をキャッチし
左手で肘を持って一度自分の方に引き寄せる
近づけたら左手を差し入れてキムラクラッチをつくる
相手と90度になるくらい相手を押し込んでいくとキムラロックが極まる
*引き寄せずに一気にキムラクラッチをとろうとすると引かれてしまう

③スイープ
頭方向に送り出されるのを嫌がり正座して上体を起こしてくる場合に有効
基本的にはリバースクローズドガードは足組と手のクラッチで相手を頭方向へ送るようなプレッシャーをかけておく
相手が嫌がって上体を起こしてきたら
両手のクラッチを外しマットに着いて押し
反対方向(背中方向)に足を押し出すとスイープがとれる
*フンコロガシみたいな感じ
後ろ向きのマウントになる
片足を抜いてサイドポジションかニーオンをとる

④足関節
相手を頭方向に送り出して足がフリーになっていたら
アンクルホールドが簡単にとれる

股の間に隙間があれば
足のクラッチを外し
左足を外回して相手の股の間に後ろから差し込み
キャッチしている足を自分の左に流すと
バックサイドからヒールフックがとれる

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