確定申告と旧姓併記

今年、はじめて確定申告をした。

一昨年には入籍しマイナンバーカードに「旧姓併記」をしていた。

旧姓併記と確定申告に関する記録と記憶。


①申告

4月。前年の個人事業主はじめや、医療費等控除の為、はじめての確定申告を行う。
オンラインでの確定申告時には口座情報を登録する際「申告者と同名義の口座」が前提なので名義を記入する欄はなく、還付を希望する銀行名や口座番号など名義以外の情報を記入。別途証明や個人番号の為にマイナンバーカード(旧姓併記済)のコピーを封入し申告。
『名義違うけど大丈夫かな?旧姓併記こういう時のためにしてるしな?』名義どころかはじめての申告なので全てが不安なまま投函、申告完了。


②還付の案内が届く

多少の還付額が記載された通知が5月末ごろに届き、還付金のお小遣い感と確定申告をちゃんと行えたことに喜びを感じる。
さあ、あとは入金を待つだけ…とわくわくしていたが予定時期をすぎても入金がない。

そこに届く『名義が違う為振り込めませんでした』という通知。6月頭。
なんの!ために!役所で!わざわざ!旧姓の!併記を!したと思ってるんだ!!!!!!と憤慨す私。
ネットの海を泳ぎ、ツイッターで検索すると、「旧姓併記してたのに還付金振り込みができず結局名義変える羽目になった」と怒り嘆いている人が。
…前例がいるということはこれもう行政システム上致し方ないのだろうか……旧姓併記はじまって2年ほどだし追いついてないのかな……という諦めの気持ち半分、国がや区が旧姓併記を認めてちゃんと手続きをしたのに同じ行政としてどういうことなのか?縦割り行政だからといって、ここで名義変えたらもう意味がないじゃん…行政の相談窓口にご意見申すぞ…という小物クレーマーの気持ち半分。(いや、3分の2くらいあったかも)


③不備通知に返送

『口座と申告名義が合いませんでした、正しい口座情報を記入して返送してください』の通知に、再度申請時と同じ口座を記入し、『マイナンバーカードに旧姓併記をしており、旧姓も公証として使用できると思います。今一度ご確認をお願いします。』という旨のメモを同封。再送。
(届いた通知の中には返信用封筒も入っておらず、正直なぜ私は悪くないのに自腹で返送しなきゃならんのだ?とモヤモヤした心境も記録おく。)


④無事、入金あり

その後数日、特に連絡などもなかったが口座を確認すると税務署から還付金が入金されていた。
無事、旧姓併記で還付金の手続きが完了!
(還付案内通知で入金を予定されていた日付での入金だった)

行政機関とかかわった人々、ありがとう。
この経験が誰かの役に立てば幸いだし、今後こういう旧姓での手続きが当たり前となり、もっとスムーズに行われていき、結婚入籍でめんどくさすぎることが減りますように!


画像1


※手続きや対応結果に関しては行政によっても変わってくると思うので、詳しくはご自身の自治体などにお問合せください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?