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非定型うつ病による楽しいことを味わった後の罪悪感

今日は待ちに待った劇団四季の観劇日。
ダンスも歌唱力も素晴らしく、とても楽しく観させていただきました。
非定型うつの場合、通常のうつと違い好きなものを楽しめるという特徴があります。うつの場合は病前好きだったものについても楽しめることがない、もしくは度合いが低いのですが非定型うつは趣味は楽しめる。
この特徴で「仕事ではうつ症状が出るにも関わらず、プライベートでは楽しそうに過ごしている」という第三者的目線で「元気じゃないか」と思われてしまうのが悩みどころです。
確かに楽しいことは楽しめるのですが、「楽しいこと」以外に対してはうつ症状が出ることもあるのです。
私の場合は人が多い場所、物がたくさんある場所など、視覚的情報量が多い場所はたとえ調子のいい状態でも、めまいや吐き気を覚えることがあります。
「ただのわがままじゃん」と思われたり、「人格形成の未熟さが招く」など世間の印象が悪いことは重々承知していますが、どうしても気持ち悪くなってしまう。
なので、今日も楽しい観劇の日でしたが帰り道では「こんなことをしている場合じゃないのに」「世間的にはクズだと思われているのだろうか」というネガティブ思考に陥ってしまう場面がありました。
「大多数は働いている日にのうのうと遊んでいる自分」への罪悪感がのしかかる。味わって当然のことだとは思います。私だって働いていてそんな人が目の前にいたら「ずるい」と思ってしまうでしょう。
私は「ずるい」。病気であろうと汗水たらして働いている人からしたらそんな印象を持たれても仕方ないことだと思います。
でも。薬を飲んでも眠れない夜があり、自動思考で生きづらい場面が多いのは確かなこと。
私にできることは服薬をして認知のゆがみを正す努力をすることぐらい。今はそれを頼りに「いつか良くなる、働けるようになる」と生活リズムや認知のゆがみを正す日々を過ごすことしかできない。
焦りも歯がゆさもあります。ふがいなさも。情けないと思う日は限りない。
それでも「働きたい」。
自分に100%胸を張れなくても「自分を許せる」レベルの生活をしたい。
そのための準備期間の休日の過ごし方のひとつだった。
そうして自分にOKを出せるようにしていきたいです。
自分のどこかで「そんな生ぬるいことを言っているようじゃダメだ」と思います。でも自分の全部にダメ出しをしていたらそれこそ前に進めなくなってしまう。
「英気を養った」。だから次に進むためのアクションを起こす努力をしていきます。
まずは来週の就労移行支援施設の体験から。
焦りすぎず、かといって自分に甘すぎず淡々と進められるようにしていきたいと思っています。

自動思考が止まらない夜になってしまいました。
おまけに日付も変わってしまいました。不覚。
キリがないので今日はここまで。
おやすみなさい。

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