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ベトナムのカケラたち 2023年12月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#可能性

それでも高いベトナム預金利率。

■銀行の預金金利は史上最低年率。それでも高いベトナムの預金利率。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月26日付)、「現在、ベトナムの21の銀行が預金利率を引下げ、ベトコム銀行は1~2ヶ月1.9%史上最低となる」。 ・ベトナム大手銀行グループの1つであるベトコムバンク(Vietcombank)は、「預金金利を史上最低年率1~2ヶ月1.9%、3〜5ヶ月2.2%、6〜11ヶ月3.2%」となった。 ■国家銀行が定める年率。 ・「予想されている2023年のインフレ率4.5%、ベ

親日国で暮らし働く。

■スマホ保有率。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月25日付)、「日米中・東南アZ世代(20〜29歳男女)アンケート調査を実施、ベトナムZ世代は総人口の19%、スマホ保有率90.9%、利用実態、価値観等が浮き彫りになる」。 ・本件はインターネット行動ログ分析データより、日本、米国、中国、タイ、ベトナム、インドネシアのZ世代2398人を対象に、インターネット利用、商品購買、価値観についてのアンケート調査を実施し、Z世代のインターネット利用実態や価値観・理想のライフスタイ

セールから見るベトナム景気。

■世界銀行が見るベトナム。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月20日付)、「世界銀行(WB)は『ベトナム経済振興策を24年迄延長すべき』との見方を示した、23年小売売上高は内需があまり改善せずコロナ前の水準を下回る」。 ・WBはその他、長期的な経済成長を支えることにもなる、「金融市場の弱点克服が経済安定化に貢献」、「対越海外直接投資やインフレは良好な兆し」、「不動産市場の健全な発展を促進すること」等と示した。 ■経済支援対策24年迄の延長を検討。 ・「対ベトナム海

幸せをひとつでも多く。

■ADBはベトナムのGDP成長率を下方修正。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月14日付)、「アジア開発銀行(ADB)、23年ベトナムのGDP成長率5.8%を5.2%へ下方修正、2024年4%と予測」。 ・ADBは修正の主な理由を「予想よりも弱い外需が工業、サービス業の成長、雇用、消費の回復を妨げている」としている。 ■インフレ率は上昇中。 ・またリスク要因として「米国や他先進経済国の連続的な利上げ、エルニーニョ現象やロシアとウクライナの紛争による供給中断の可能性」