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ベトナムのカケラたち 2023年11月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#減少

人生の歩き方。

■ベトナム人口と出生率。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月13日付)、「ベトナム人口予測2044年(1億700万人)ピーク、出生率低下で2100年7200万人に減少」。 ・また、「日本、タイ、中国、韓国等の23ヵ国の人口は2100年には半分以下に減少することが見込まれる」。 ■高齢化社会に突入。 ・現在、ベトナムの出生率は急速に低下、高齢化(65歳以上)社会に突入した状態だ。 ・ちなみに、「フランスは高齢化社会(65歳以上の人口7〜14%)から超高齢社会(65歳以

Tax Health Check=税務の健康診断。

■ベトナム個人所得税収7405億円、10年振り減少。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月21日付)、「2023年1ー9月、ベトナムの個人所得税7405億円(前年同期比440億円減)10年振り減少」。 ・2007年以降、個人所得税収は年々増加し2022年には1兆140億円に達していたが、財務省発表によると「2023年1ー9月収入は目標予算の78%に相当する」とのこと。 ■『個人所得税』改正の必要性高まる。 ・「ベトナムでは個人所得税改正の必要性が高まっており同改正案

この国に溶け込むように。

■VAT2%減税政策。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月22日付)、「税収1532億円減少予測も、国会は消費税(VAT)2%減税政策24年1ー6月を24年末迄延長を提案」。 ・VAT2%減税政策(通常10%を8%へ)を24年1ー6月間実施した場合、政府税収は全体で1532億円の減少を見込む。 ・また、地域別ではホーチミン市246億円、ハノイ市214億円、ビンズオン省74億円等の減少が予測される。 ■減税は経済成長へのフック。 ・一方、VAT2%減税政策の実施は生産