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ベトナムのカケラたち 2023年11月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#ニュース

暑い『クリスマス通り』。

■Aeonベトナム絶好調。 ・最近のベトナムNEWS(2023年10月31日付)、「23年上半期(3月~8月)、Aeonベトナム事業の営業収益は前年同期比+20.7%増71.6億円、営業利益+36.6%増19.9億円で海外市場唯一の増収増益となる」。 ・「中国事業は営業利益▲5.9%減で41.9億円、カンボジアは▲70.6%減で1.8億円、インドネシアは▲1.4億円の赤字」となった。 ・同期の連結業績は、営業収益が前年同期比+8.6%増2108億円、営業利益+7.0%増244

スマホ等普及で情報の信憑性高まる。

■汚職や不正行為の撲滅を目指す。 ・最近のベトナムNEWS(2023年10月31日付)、「ホーチミン市党委員会は、同市の汚職対策に関する情報提供者に最大6万円を支給する」と発表。 ・規定では、情報提供者は国内外の個人や団体とし、汚職や不正行為と闘う専門家や機関、情報を受け取る権限のある他の機関の職員は除外される。 ■「市民からの情報は価値がある」。 ・国家の規定に従い情報提供者の安全を保障するが、故意に虚偽の情報を提供した場合、損害賠償や刑事責任を追及される可能性がある。

ベトナム版トランスポーター。

■アセアンで同じ商品が売れるとは限らない。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月2日付)、「アセアン最多販売車(トヨタ・ハイラックス15.4万台)はベトナムで不人気、ベトナムでの人気車は三菱/エクスパンダ―、トヨタ/ヴィオス、フォード/レンジャー等」。 ・統計サイト『Focus2move』発表したデータは、世界150ヵ国以上の新車は売データを基に算出されたTop10は以下の通り。 ■アセアンで最も売れた車Top10。 ・1位トヨタ・ハイラックス(15万4100台)、2

ビジネスは見切り発車。

■アマゾンはベトナム撤退。 ・最近のベトナムNEWS、「『アマゾン・プライム・ビデオ』は、10月末にベトナムから撤退」。 ・2016年からサービスを開始したアマゾンは、撤退理由を公式発表していないが、関係者曰く「ベトナムの規制が一因である」との見解を示す。 ・「ベトナムは国際的な有料放送サービスにライセンスの取得を義務付けている」がアマゾンはレギュレーションの要件を満たす意向がないようだ。 ◾️アリババの攻勢。 ・一方、中国は杭州に拠点を置くアリババはアマゾンやマイクロソフ

想いを叶えるための柔軟性。

■ベトナムの高速鉄道。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月1日付)、「ベトナム南北高速鉄道の開発目標、2045年までに全線を完成させる」。 ・「政府は2030年迄に北部と南部を結ぶ高速鉄道は複線で、軌間1,435mm、全長1,545km、設計速度350km/h、運行速度320km/hで建設され、列車は分散動力方式を採用し、ハノイ市のゴックホイ駅から始まり、ホーチミン市のトゥーティエム駅まで20の省市を通過する」そうだ。 ■チン首相はJBICに協力を要請。 ・「当プロ

そして誰もいなくなる。

■ニトリはベトナム1号店を年内に出店。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月7日付)、「ニトリはベトナム南部ビンズオン省に1号店(面積2,000平方メートル)を年内に出店、内需拡大の取込みを図る」。 ・ニトリは1号店をベカメックス東急が運営するショッピングモール『ソラ・ガーデンズSC』にオープンし、所得水準の上昇が続くベトナム、中間所得層が増加する東南アジアへの出店を加速させており、今年10月時点世界に950店舗(うち日本国内800店)を展開する。 ・同社はアジア地域店

地べたの上の誕生日ケーキ。

■ベトナム観光客数、コロナ禍前を上回る。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月8日付)、「今年1〜10月の国内観光客数は9870万人超、コロナ禍前(19年/通年8500万人)を上回る」。 ・ベトナム観光協会は更に広報活動を強化しベトナムの魅力を世界へ発信していく。一方、メディアでは「各地域、企業、専門家等からの観光に関する正確な情報が必須であり観光協会はより精度の高い情報発信が求められる」と言われる。 ・また、大分前からナイトライフのオプションの少なさ、公共トイレの少な

自身の役割を精一杯努める。

■ホーチミン市の失業者が増加。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月7日付)、「23年10月末時点、ホーチミン市14万2700人(前年同期比11%増加)が失業手当を申請する」。 ・失業手当の最高額は、凡そ最高12万円/月、最低6,500円/月、平均27,500円となり、給付期間平均は6ヶ月となる。 ・ホーチミン市労働局やホーチミン市計画投資局等は「失業者増加の要因は、企業の受注減、生産規模を縮小、人員削減、また世界の経済情勢や紛争状況は複雑かつ予測不可能、さらに為替市場

青春プレイバック。

■ベトナムの大学収入ランク。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月9日付)、「22年ベトナム大学収入ランク61億円越えは9校(公立5+私立4)、首位バンラン大学110億円(前年比+43億円)」。 ・また、「FPT大学、ホーチミン市工業大学(HUTECH)、トンドゥックタン大学(Ton Duc Thang University)も、直近5年連続で増収」。 ■首位バンラン大学。 ・9校の順位は以下の通り、バンラン大学1位、ホーチミン市経済大学2位、FPT大学3位、グエンタ

アントレプレナー精神。

■来年のGDP成長率目標+6~6.5%。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月13日付)、「24年の社会経済開発計画に関して、『GDP成長率目標+6~6.5%』、『GDP71万円/人/年』等の設定が国会で採択された」。 ・その他の目標は「GDPに占める加工製造業の割合24.1%~24.2%」、「消費者物価指数(CPI)上昇率+4.0~4.5%」等が設定されている。 ■国民一人当たりGDPは10年で2倍。 ・国会は決議の中で政府に対して、「目標達成に向けて優先分野と成長

人生の歩き方。

■ベトナム人口と出生率。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月13日付)、「ベトナム人口予測2044年(1億700万人)ピーク、出生率低下で2100年7200万人に減少」。 ・また、「日本、タイ、中国、韓国等の23ヵ国の人口は2100年には半分以下に減少することが見込まれる」。 ■高齢化社会に突入。 ・現在、ベトナムの出生率は急速に低下、高齢化(65歳以上)社会に突入した状態だ。 ・ちなみに、「フランスは高齢化社会(65歳以上の人口7〜14%)から超高齢社会(65歳以

汚職と戦う国家主席。

■今月末トゥオン国家主席が訪日。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月14日付)、「11月27日~30日、トゥオン国家主席が公式実務訪問賓客として訪日」。 ・滞在中、「天皇皇后両陛下はトゥオン国家主席夫妻と御会見になるほか、宮中午餐を催される予定。また、岸田首相とも会談し、岸田夫妻は晩餐会を催す予定」。 ■親善関係の更なる構築に期待。 ・トゥオン国家主席の歴訪は2011年のベトナム若手政治家訪日団招聘、2015年の戦略実務者招聘の機会に訪日、今回は更なる親善関係の構築

飲み会へは自分のバイクで。

■特別消費税の税収減少。 ・最近のベトナムNEWS(2023年11月15日付)、「ホーチミン市税務局発表、不況と厳罰化が原因、2023年1月ー10月期の酒/タバコ税収減少で1048億円(対予算70%/前年比86%)に留まる」。 ・「交通警察によるアルコール検査の強化と飲酒運転に対する厳しい罰則適用がビールや酒の消費減少に影響し、アルコール関連商品の売上にも直接的な影響を与えている」と言われる。 ■ベトナムにもある代行サービス。 ・「ビールと酒の税収は特別消費税の約46%を占

仕事は明日へ、それより大切な事。

◾️ベトナム国民の熱狂。 ・ベトナム国民はサッカーが大好きだ。ベトナム代表が国際試合に出場し更に活躍する度人々は熱狂する。 ・大分昔、国際試合で好成績を収めた代表が帰国した際、オープンバスで凱旋パレードをしたのだが代表の勇姿を一目でも見たい称えたいと言う人々で周辺道路は4、5時間大渋滞で帰宅困難者が続出した。 ・歩行者天国には大型スクリーンが3台設置され身動きが取れない程の人熱、またナショナルスタジアム内の大型ビジョンでは満員で入りきれない人々は外側に溢れ出す。 ◾️サッカ