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何故早期退職を選んだのか

先日、早期退職をした話を簡単にしました。
今日は、なぜ早期退職を選んだのかを具体的に書いていきます。

1⃣ とりあえず今辞めてもしばらくは過ごすことが出来る

私は今53歳(10月で54歳になる)です。
完全に退職するのは65歳なので、あと12年ほど働く計算でした。
しかし、その道を選びませんでした。
その一つに、早期退職をした際に、退職金がある程度割り増しになるということがあります。
具体的な金額は言えませんが、退職金と貯金額を併せれば、しばらく(1,2年程度)はたとえ無職でも生活するのは大丈夫ではないかと。下手をすれば60くらいまで持ちこたえられるかもしれませんが、それは流石に危険な賭けなので、当然ながら次に働く場所や手段は講じていきます。
ただ、当面の余裕は得られると判断しました。まず最初に、これが大きな理由です。

2⃣ 今の組織に限界を感じた

私は今の組織でずっと仕事をして参りました。
高校を卒業してから約35年間、ここ以外で仕事はしたことがありません。
であれば、50代半ばでこの選択は無謀じゃないかって思われるかもしれませんね。
そして、この組織自体にものすごく嫌気がさしたというわけではありません。むしろ、居心地は世間様のあらゆる会社などからすればまだよい方なのかも。
それでも辞める決断をしたのは、「これ以上、激変していく業務についていけない」という思いからです。
年々アップデートが激しくなる業務内容に、50代を過ぎた私にはとてもついていけるような状況ではなく、仮にそのままいたとしても、ごまかしながらわかったふりをしてやり過ごすだけになりそうだったからです。
今でもごまかし気味な感じですが、これ以上は流石に…。
おまけに、今の組織内のインフラというか、食堂がなくなったり、色々なものが満たされなかったりという面もありました。
加えて…。

3⃣ 昨年末の突然の異動

昨年7月に人事異動がありました。
異動先はとても居心地がよく、ここならば「数年はいたいな」と思っていました。
ところが、昨年末に突然異動の内示を受けました。
異動先の人間が「ここにいたくないので異動させてほしい」と泣きつき、その煽りを受け、私が交替させられたのです。
わずか半年での異動、これにはかなり精神をやられました。
異動が覆るはずもなく、1月から今の職場で働きはじめました。
それなりにやることはやってましたし、何とかなっていましたが。
やはり、このような不当な(私はそう思っている)異動に対して、今後の私の展望が見えなくなりました。
結局はこれが決定打でした。
2月半ばに課長に「この6月末で退職します」と伝えました。
今回だけでなく、またしばらくしたら不当な異動があるのではないか。
そんな恐怖にもはや耐え切れなくなりました。
ならば、このあたりで自ら見切りをつけよう。
幸い、1⃣に書いたようにある程度の経済的余裕は当面は確保できる。
この判断を後押しする理由になりました。

このほかにも上げられる理由は様々にあります。
長い時間の電車通勤が嫌になったこと。
私は約2時間程度の通勤時間をかけているので、これが30年以上も続いてしんどくなっていたのもあります。
ただ、列挙したような後ろ向きな理由だけではなく、「色々やってみたいから」という理由もあります。
仕事勤務中ではできなかったことをやりたいという思いと。
今まで一つの仕事しかやってきておらず、新たな稼ぐ手段を模索したいという気持ちもあります。
そのあたりについては、また今度書かせていただきたいと思います。

まとまらない文章で申し訳ありません。

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