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環境再生型農業を進めるリアル菜園ゲーム

昨日の菜園教室について、菜園クラブの電站(ウェブサイトの事です)でも報告しました。
叢性の草を植え替えて水路際はきれいになるか♪

雑草には、叢性、ほふく性、つる性などがあります。
強勢雑草と呼ばれ、夏場に手こずる「メヒシバ」のような草は、叢性+ほふく性の草です。
ほふく性が加わらない叢性のみの草で越冬するものは、むしろ、夏場に枯れて地を覆い他の雑草の繁茂を抑えてくれる可能性がある・・・

そんな話をしていたら、「オジサン部隊」の中から地下茎を掘り起こした後に叢性の草を植え替えたらどうなるかと好奇心を持った人が出てきて、実際、植え替えをやってみたわけです。

こういう風に「面白そうだ、やってみよう」と言う気持ちで、菜園の姿を作ってみる営みが「リアル菜園ゲーム」です。
そして、リアル菜園ゲームは、たんぽぽ農法のような環境再生型農業の有力な手段なのではないかと思います。

たんぽぽ農法では、野菜の畝間や水路際に、緑肥やハーブ、野菜の生育の妨げにならないような雑草を生やし、野菜の生育を妨げる雑草の生育を防ぎます。

野菜だけでなく、緑肥・ハーブ・雑草も含めた菜園全体の植生管理を進めるわけです。

野菜の生育の妨げになる雑草の繁茂を防げるような状態になってくれば、作業の手間はかからなくなります。しかし、そういう状態を実現する過程では、地下茎を掘り起こすなど、手間がかかるわけです。

それを「手間」と思うか、こういうのをやってみたら面白いと思ってやるか、自発性や好奇心をもってやる「リアル菜園ゲーム」のノリが環境再生型農業の手法として使えるのではないかと思いました。


2週間予報値は、大寒(1/20)後の冷え込みを予想しています。1/25、なんと最低気温-6℃の予想です。
この間、予報値より観測値の方が-2℃~-3℃ぐらい低くなることが多くみられました。1/25、実際にはどうなるのでしょうか?
ブルルルゥ!

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