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お赤飯の歴史とか、「別な制度」により停滞を脱することができるか、とか
井原西鶴の好色一代男に「小豆飯」が一種のごちそう、つまり、お米がないから雑穀のマメを混ぜて炊いたと言うことでなく、面白いものとして捉えられている描写が出てきます。
よく考えてみると、アズキともち米を一緒に炊けばお赤飯ですね。
アズキは縄文人も育てていたらしいですが、「お赤飯」はいつ頃から登場してくるのでしょうか?
「一国の地味、気候、その国の他国に対する位置などの性質上、獲得可能な富の全量をことごとく獲得しつくしてしまった国、したがってそれ以上、前進も後退もしていない国では、おそらく労働の賃銀も資本の利潤も非常に低いであろう。」
とアダム・スミスは国富論で書いています。
「しかしながら、おそらくどんな国でも、これほどの富裕に到達したことはいまだかつてないであろう。」とも・・・
すなわち、中国について
「長い間、停滞状態にあったようにみえるが、たぶん、ずっと前に、その国の法律及び制度の性質に適合した富の全量を獲得してしまったのであろう。だが、この富の全量は、既存のものとは別の法律と制度をもってした場合に、この国の地味、気候、位置の性質上、可能と思われる富の大きさに比べると、はるかに少ないかもしれないのである」
「海外商業を軽視したり軽蔑したりする国、また外国船舶が1,2の港にしか入ることをゆるさない国は、別の法律及び制度をもってすればできると思われるのと同量の事業を営むことはとてもできない」
いくつか考える必要があるのですが、まず、スミスは中国が「鎖国」的な状態にあるから停滞しているのだ、開国して近代化すべきだ、そうすれば、もっと豊かな国になれると言っているわけです。
イギリスは中国の茶をほしがっていたのですが、中国はあまりイギリスから買う必要性を感じていなかった・・・中英貿易はイギリス側の赤字でした。そこでインドのアヘンを中国に輸出して赤字を埋めようとし、それが禁止されて「アヘン戦争」を仕掛ける・・・
これが19世紀に至る流れです。
マルクスは、イギリスのアヘン戦争のやり方を「強盗的」と非難する一方、外気にさらされたミイラが風化して壊れていくように、古い中国の体制が崩壊していくだろうとしています。
かくして、「古い」体制が壊れた後に出来た中華人民共和国が「近代化」し、スミスやマルクスの時代とは別な制度の元で「富」の獲得に乗り出しているわけです。
日本はどうでしょうか?「別な制度」に転換したら、停滞を脱することはできるのでしょうか。出来るとしたら、それはどんな制度に転換した時でしょうか?
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2週間予報は、啓蟄(3/6)を最後に最高気温が15℃を下回ることはなくなる、特に啓蟄明けの3/7から3/13まで20℃近辺を維持するとの見通しです。
本日はホウレンソウの種まき予定です。来週は、「啓蟄明け陽気」の中、春野菜第二波の種まきをしたいと思います。
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