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危険な暑さの中の農作業用品は何がいいか?

今年も危険な暑さの時季がやってきました。

例年最高気温35℃以上の猛暑日は、8月になることが多いのですが、今年は7月から起きています。

実は、半農生活では、この猛暑日への対応も重要です。

農家の人は、暑さがひどい時季は、朝早くとか夕方に農作業すると言う事もあります。

暑い日中に農作業はしないと言う事です。

「半農」の場合、これがなかなかできない事があるのです。

休みの日は今日しかない、朝早くはいけない等々の事情により、暑い日中しか農作業の時間が取れないこともあります。

通常、超猛暑と言うような日は野外での活動は控えて・・・などと言われることもありますが、この日しかない、

「今日は農作業を控えて」と言うことになると、次に畑に行ける時には、夏草がジャングル化しているし、秋野菜の植え付けもできない・・・

だから、どんなに暑くても、今日行って草とりと秋野菜の準備をするしかない・・・

そう言う事はあると思います。半農生活をするには、猛暑日の対応も必要なのです。

では、そう言う風に超猛暑日に作業せざる得ない場合、どうするか?

今まで、僕もそれから他の人でも実際にやったのは、「水を被りながらやる」と言うのがありました。

マラソン選手が給水を頭からかけているをご覧になった方も多いと思います。後頭部を冷やすと、血管内の血液が冷え、全身に冷えた血液が回るので、体全体の温度が下がるのだそうです。

こういう「ラジエータ」効果を持つ場所は、他にもあるようで、足首などもそうなんだそうです。

「水を被りながら農作業する」と言うのは、1時間に一度ぐらいの頻度で休憩を入れて、その時に、ラジエータ部位に水をかける事です。

これは割りと効果があります。また、実際、暑い時に水を体にかけると冷えて気持ちがいいです。

次に空調服も試してみました。使ってみた印象では、「涼しくなる」とか「冷たい」と言う感じはしませんでした。

ただ、あまり暑くなるのを防ぐと言う効果はあると思います。暑い日やムシムシするような日でも「風」があると、比較的、作業しやすいと思います。

空調服は、常時「風」があるような状態を作ってくれていると思います。

今年は、「冷感」シャツを試してみました。

遮熱効果や冷感効果で6℃体感温度が下げられるとの事です。

6℃下がっているのかどうか分かりませんが、外気温36℃の状態で農作業をしてみて、比較的耐えやすかったのは事実です。

今やろうと思っていることは、保冷剤の利用です。食品を買ったときなどについてくる保冷剤を取っておいてあります。

あれらを冷凍庫で冷やして畑に持っていき、時々、首筋に当てる等して、冷やしながら・・・先のラジエータ部位に水をかけるのと同じ理屈ですが・・・作業をしようと言うことです。

もう一つ、作業方法についても検討した方がよいと思います。

立ってやる仕事の場合、まだ耐えられるが、地面に座ったような形で草とりをすると、地温が伝わってきて耐えられないと言う人もいます。

また、「立ち鎌」などを振るう作業の場合は、「バッサ、バッサ」と体を大きく動かし、体温が上昇しやすくなります。

踏み犂(掘り起こし器)で草の根を掘り起こす作業の方が、体を大きく動かさず、体温上昇も避けられるようです。

思うに、一つ一つの作業で体温が上昇しやすいかどうか、自分自身の体の変化をきめ細かく観察する必要があるのではないかと思います。

先程、マラソンの例を出しましたが、猛暑日の農作業は、夏場のスポーツ同様、体力の消耗、体温の上昇を防ぐ工夫を、きめ細かい観察の上にすべきではないかと思います。

梅雨前線がまだ存在しているので梅雨明けはもう少し先だと気象予報士の人が言っているのを聞きました。

梅雨前線の有無で考えるならそうかもしれません。

ただ、気温が高い時は、海水温も高くなって、雨が降りやすくなり、気温が下がると言う形で推移するとすると、今の高気温の反動で、雨の日が今後も増える、

いったん、海水温が下がった後、「立秋」に近づき、太陽高度が下がる=日射角度が低くなり、海水温が上がりにくくなる=海水のエネルギーが空気を暖めて、気温を上げる効果が減る・・・

と言うように考えると、8月、特に後半以降は、逆に猛暑日は減るかもしれません。野菜の生育にはその方がよいようにも思います。

五枚目の数字づくり、本日のお題は、「7」、「7」、「6」、「8」を使って、「7」を造るです。

頭の中で考えていないで、実際にポーカーチップを積んだり、並べたりしてやってみましょう。

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