【めぞん一刻】私を構成する5つのマンガ(その1)

#私を構成する5つのマンガ のお題は本当に良いね。

いろんなnoteクリエイターのいろんな記事を読んで、こんな作品あったなそんな作品知らなかったなと読み込んでしまった。

ぼくは学生のころ、昼食抜いては昼食代すべてを握りしめ、古本屋で中古の漫画を買ったり買えずに立ち読みしたり成人装って在りし日の飯○愛のビデオ買ったり中古の漫画を買ったりしていた健康優良不良少年だったw。

漫画がぼくのすべてだった時期がある…今でもぼくの人生に影響を与えている作品は5つになんて絞れない。

…と言ってると企画が成り立たないwので、特に思い入れのある5点を紹介する。

1. めぞん一刻(高橋留美子)
2. 神聖モテモテ王国(ながいけん)
3. P.S.元気です、俊平(柴門ふみ)
4. ナイーヴ(二宮ひかる)
5. ふ・た・り(北崎拓)

1. めぞん一刻(ネタバレあり)

物凄く省略して話せば… 世渡りがトコトン下手な青年・五代くんと、未亡人でもある下宿先の管理人・響子さんの織り成すラブ・コメディ。

他の下宿人を中心とした曲者たちとのドタバタに巻き込まれるも、最後には響子さんとの小さな幸せを掴む物語。

浪人生だった五代くんは勉強ができず、なんとか受かった大学を卒業も就職先は倒産、キャバレーで呼び込みとして働きながら保育士試験に合格、保育士として生きていく。

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ぼく自身、いま保育士試験に挑戦しようと思ったきっかけは、絶対に五代くんが心のどこかに残っていたからだ。それぐらい繰り返し読んだ漫画。

繰り返し読みすぎて、ドラマ化された際に一切観られなかった。もう自分の中に固まった彼らがいて、実際の人物に汚されたくなかったのだ。

五代くんは決して善人ではないのだが、物語序盤はゆっくりと、中盤から終盤に近付くにつれ、夫を亡くしたことに今でも苦しみ囚われている響子さんの心を解きほぐしていく。

だから五代くんのことがぼくは本当に好きになった。

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最後、五代くんとの関係を進める決意をしてもなお、亡き夫の遺品を整理しきれず人知れず苦しんでいた響子さんに気付き、彼女の亡き夫の墓前で

あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます。

と手を合わせながら言った五代くんには、「すごいな」と思ったものだ。

そしていざぼく自身が結婚して、妻の過去の男性に嫉妬してしまう(それはいまでもw)ときも、心の中の五代くんがいつもぼくを諭してくれる。

彼女のことを好きになったのなら、彼女のすべてを受け入れて、強くなれと。

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めぞん一刻はおそらく、これからも一生再読していく。それぐらい大切な漫画だ。

思いのほか長くなったので、残り4つは近日中に投稿する☆

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