マガジンのカバー画像

ビジョン21: 二十一世紀の国家安全保障

16
ここには、私が防衛構想を策定したときに、前提とした考え方や構想をつくる過程で“気付いたこと”を述べている。 陸上幕僚監部で議論された防衛構想ではなく、すべて個人的な考えであること… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No16~Ⅱ-2:日米関係(そ…

■日米の国益 1 日米に共通する国益 (1) 全般 ア 主要な世界システムの維持、発展 (ア) …

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No15~Ⅱ-2:日米関係(そ…

■全般 米国をどのように見るかは、安全保障、防衛戦略を考えるときの大前提で、日米関係は日…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No14~Ⅱ-1:国家安全保障…

●準同盟国(友好国)の拡大 一千海里シーレーンから中東にいたる地域の周辺で、地政学的に重…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No13~Ⅱ-1:国家安全保障…

防衛構想の第三は、日米関係の強化である。 日米関係では、最も重要なものが欠けている。 同盟…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No12~Ⅱ-1:国家安全保障…

防衛構想の第二は、地域大国、中国の軍事的影響力を排除することである。 このため、中国の軍…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No11~Ⅱ-1:国家安全保障…

■国家安全保障戦略 ●防衛構想等 第一は、ユーラシア大陸から脅威を生じさせないことである…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No10~Ⅱ-1:国家安全保障戦略(その1)

■全般 安全保障は、“永遠の国益”を保障するための努力である。 大きな揺れが生じる可能性のある政策的な目標を国益として、安全保障の規範に置くべきではない。 第一項で取り上げた安全保障の「考察の前提及び基軸とする視点」は、日本が現在の位置にある限り背負う、宿命とでも言うべき地政学的条件と国家目標によって方向づけられる。 我が国が置かれた地政学的条件下で国家目標を実現するには、二つの課題を解決しなければならない。 一つ目の課題は、大陸周縁部にある海洋国(リムランド)として

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No9~Ⅰ-3:脅威等への対応…

■脅威等への対応手段等 ●全面戦争 1 予防 (1) 外交的手段 ア 周辺国の政治的動向の把…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No8~Ⅰ-3:脅威等への対応手…

■全般 人的・物的な国際交流、金融・経済の自由化、国家間の産業の機能分担と相互依存(サプ…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No7~Ⅰ-2:脅威(その3)~

■諜報活動及び謀略 軍事活動ではない、極めて重要な、古典的ではあるが我が国に脅威を及ぼす…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No6~Ⅰ-2:脅威(その2)~

■全般 国益を追求することを阻害し、国の秩序やシステムの機能発揮に影響を与える要因には、…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No5~Ⅰー2:脅威(その1)~

Ⅰ-2 脅威 ■全般 国益を追求することを阻害し、国の秩序やシステムの機能発揮に影響を与…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No4~Ⅰ-1:国家目的及び国益…

Ⅰ-1 国家目的及び国益 ■全般 国家の領域を保全して、歴史と伝統を守り、国民の主権と自…

「まぁるい日本 国家安全保障(ビジョン2100)」No3~目次、思考過程~

ウクライナ情勢について はじめに 序 目次 思考過程 Ⅰ-1 国家目的及び国益 ■全般 ■国家目的 ■国益 Ⅰ-2 脅威 ■全般 ■脅威 ■シナリオ ■諜報活動及び謀略 ■脅威分析の方法論 Ⅰ-3 脅威等への対応手段 ■全般 ■脅威等への対応手段等 ●全面戦争 ●領域警備事案(限定侵略) ●ミサイル攻撃 ●テロ等不法行動 ●サイバー攻撃 ●地域覇権国の出現 ●地域紛争等 ●シーレーンへの妨害等 ●自由貿易体制の阻害 ●諜報活動 ●謀略 ✿ ✿  コラムⅠ ✿ ✿