見出し画像

さいばが学生たちにオススメしている本たち

noteが「推薦図書」のお題企画をされているので、良い機会なのでさいばが普段学生たちにオススメしている本を紹介しようかなと思います。

わたしは普段の読書では、一度読んだらほぼ読み返しません。でも売ったり捨てたりせずに本棚には残っていくのでどんどん増えていくため、定期的に実家に送って隙間を作っているような状態です。

そんな中、数少ない読み返すレギュラー本の中でも、読みやすい入門編として学生たちによくオススメしている本たちがあります。


・美術の物語
美術史の流れを学ぶならとりあえずこれ。絶版なのでamazonだと高価ですが、意外と本屋に普通に置いてあるので欲しい人は探してみることをおすすめします。専門用語をなるべく使わず優しい言葉で書かれているため、分厚いけどするすると読めます。作品の背景を知れば見え方がぐんと変わるということがわかる、2000年分物語が詰まった一冊。


・途上国の人々との話し方
社会人になってすぐくらいのときに出会って、書いてある内容を福井の現場で即実践して感動した一冊。途上国支援がベースだが、「田舎の人」にとっては都市から来る人も外国人も同じような存在なので、そのまま実践したら有効だった。立命館の秋吉恵先生の授業に呼んでいただいたときに、先生から「西馬さんのしているのは事実質問だね」と、自分ではあんまり意識してなかったけどしっかり読み込めていたのが嬉しかった一冊。


・京都の中華
水曜解放区を見てたら井本さんがオススメしていて気になったので購入した。「はじめに」がとにかく美しい、中華料理店ではなく「京都の中華」を紹介する本。中華のお店を紹介しているだけなのに、いつのまにか京都の空気感や、中華を素材に都市論にまで発展する流れが見事。ぐるなびで十分と思うなかれ。文庫版の最後につけられた村田吉弘さんのインタビューもすばらしいので、文庫版をオススメ。同じ著者の「あんこの本」も良いが、やっぱりこっちが好きだ。


人生を狂わす名著50
「読書感想文みたい」という意見もあるが、そういう私的で情緒的な文章が書評になるのかと驚いた本。紹介されている本も当然素晴らしいが、この本も素晴らしい。片っ端から読書したくなってしまうので、長期休暇のはじめに読むことをオススメする。


番外編

・モテるまちづくり
もう売ってないので番外編に。さいばに連絡してくれたら貸すでね。まちづくりってぼんやりしていてなかなかしっくりくる解説がなかったのだけど、著者視点からわかりやすくユーモアを交えまくって説明してくれる本。他のまちづくり関係の本と並行して読むのがオススメかな。

以上です!

また思い出したら追記するかもです〜〜。

この記事が参加している募集

推薦図書

いつもは学生にご飯奢らないさいばですが、いただいたサポートはヤツらに奢ってさらなるネタ収集に努めます。