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『やってみた』2021年から、『やり切る』2022年へ -2021年の振り返り WORK編-

こんにちは!さいあやです。

今日は2021年12月31日大晦日。年末が近づくにつれて「今年を振り返らねば・・・!」と思っていたものの時間が取れず、大晦日の今日になってなんとか0歳児と3歳児を寝かしつけて(昼寝)、ぎりぎり滑り込み!で今年を振り返る時間をとっています。

今年は、プライベートでは次男の出産があったので、『WORK』で言うと、8月で一区切り。本来、WORKとLIFEは分けられるものではないよなぁ、、と思いつつ、どちらも振り返りたいことだらけなので、あえて分けてnoteを書いてみたいと思います。

2021年は「やってみた」年。2022年は「やり切る」年にしたい

2021年の前半は、本業でも今までやったことのない業務にたくさんチャレンジしたり、本業外でもORSC(システムコーチング)の学びがあったりと、少しずつ何かを「まずはやってみよう!」という精神でやっていました。

もちろんやってみた結果うまく行ったこともたくさんあるけれど、出産というどうしても物理的に一定期間離脱せざるを得ない状況もあったので、「やってみたはいいが、やりきれなかったこと」をたくさん残したままにしてしまったので、2022年は少し腰を据えて、一つ一つのことを「やり切る」ことにフォーカスしたいなと思っています。

ここまでで、もはや振り返りは終了なのですが(笑)、せっかくなのでもう少し具体的に、どんなことをやってみて、何をやり残してしまったのか、を残しておこうと思います。

1.ヒトカラメディアにて人と組織に関わる

まずは、本業での取り組みについて。

①バリューのアップデートと社内への発信

やってみた
 ・経営メンバーとのバリューの検討
 ・バリューを全社に共有するためのワークショップ企画と実行
やりきれなかった
 ・メンバーにとって、バリューが「つい、意識せずともやってしまうこと」くらいになるための足がかりを作ること

もはや形骸化していた「バリューもどき」を刷新し、組織としての「共通認識」を作るべく、再スタートしたバリューのアップデートプロジェクト。当時のヒトカラの組織的な背景は、ふりかえりでは書ききれないのでここでは割愛しますが、「あえて、策定のプロセスは経営メンバーを含む一部のメンバーにて行う」として、議論を重ねていきました。 

今のヒトカラとこれからのヒトカラにとって、メンバーのどんな行動やスタンスが肝なのか、経営メンバーと喧々諤諤していくプロセスは、とても貴重な経験だったと思います。

「策定のプロセス」はトップダウンで行った一方で、「共有のプロセス」はワークショップ形式で行いました。 ここでは、システムコーチングの知恵も取り入れつつ、メンバーには率直に「発表されたバリューと自分の距離感」を提示してもらうようなワークを実施しました。

バリューはトップダウン的に決まったけれど、それを「問答無用で受け入れろ」というわけではなく、まずはそれぞれに受け止めてもらって、それぞれの位置から、バリューとの関係を深めていってもらいたかったからです。

結果として、3つのバリューそれぞれに対して、「自分は、"チームの熱源となる"はしっくりくるけど、"プロとして学び続ける"はまだまだ実行できてないな〜」というような発見のようなものを、各メンバーにはしてもらえたような気がします。

上記のような形で社内には共有し、目標設定や評価制度の中に組み込んだり、slackのチャンネルでメンバーのバリューに紐づいた行動をシェアしやすい仕組みを作ったりしたものの、まだまだ「与えられたもの」としてのバリューのままで、「自分のもの」とはしてもらえないままタイムオーバー。

「自分のもの」にしてもらう、というのはおこがましいような気もするのですが、「意識しなくても、ついやってしまう」くらいまで、バリューが日常の中に染み込んできてくれると最高だと思うので、2022年はそんな状況を目指したいと思います。

②人づくり・組織づくりの「背骨」づくり

やってみた
 これからの人材開発・組織開発を行なっていく上での背骨づくり
やりきれなかった
 それに伴う、施策・制度の精査や実行、アップデート

組織人事の仕事としては、日々のちょっとしたコミュニケーションの仕掛けづくりから、目標設定・評価制度の設計まで多岐に渡ります。しかし、それらそれぞれに共通して、「結局、これってなんのためにやるんだっけ? どんなチームの状況を目指してやるんだっけ?」というものがないと、思いつきで簡単に、機能しない施策や制度が増えたり、本来必要なものが失われたりしてしまいます。

当時は、まだまだそういった「背骨」がなく、場当たり的に色々な施策が走ってしまっていたので、今後の施策づくりの指針となるようなものを言葉にして、メンバーに共有しました。

「よし、これで、これをベースに、今あるものを見直して、必要なものは実行していくぞ!」というところで、タイムオーバー・・・。育休に入っている今も、チームの状況を遠くから見守りながら、「あぁ、あの時掲げていたことをやりきれていたら、この状況は防げたかも・・・!」と思うこともあり、一刻も早く復帰したくてうずうずしています。笑

③採用

やってみた
 採用に関わること全部! 
やりきれなかった
 採用活動としての「勝ちパターン」を見つけること

前職は人材紹介でしたし、入社してからも部分的に採用活動には関わっていたので、なんとなく「採用」というものについてはイメージがありましたが、本格的に自業務としてはじめたのは2021年の冬から。

会社としては、採用計画や要件などをこれまでとはガラッと変えていたタイミングでもあり、今までと同じやり方ではうまくいかないなというのが見えていました。採用ポジションも多いですし、そのポジションごとに最適なチャネルを開拓することからスタートして、ようやく「このチャネルはありかな・・・?」というところでタイムオーバー・・・。悔しい!

復帰後は、採用に関わることは減りそうですが、「もっと、ヒトカラメディアの面白さを伝えたい!」と思ったまま、やりきれなかったことも多いので、できる限り採用チームの成果にも関わっていきたいと思います。

④自チームの関係性づくり

やってみた
 新入社員かつチームの新メンバーとのコミュニケーション、関係性の土壌づくり
やりきれなかった
 「相手の成果」や「チームの成果」に貢献すること

採用チームは、今年の初めは私も含めて3,4人が兼務でやっていたので、いよいよ専任メンバーを入れねば・・・ということで、5月に採用専任の新メンバーを迎えました。

そこからは、私と彼女の二人体制。まさに、「タックマンモデル」を教科書通りに進む感じで、初めはお互いに様子見、徐々に「うまくいかなさ」が露呈してぶつかることも出てくる、その度に「何が"うまくいかなさ"につながっているのか」を話し、「じゃあ、こうしよう」を見つけていくことを重ねていました。

コミュニケーションはまずは「量」だと思うので、接する時間をできるだけ増やしながら、まずはチームとしての関係性の土壌を耕していました。

しかしご多分に漏れず、、ようやく、二人三脚の歩幅が揃いかけてきたところで、タイムオーバー・・・! 採用計画は大幅にビハインドした状態で、大きなプレッシャーをチームメンバーに背負わせたまま私が休みに入ることになり、とっても申し訳ない思いでいっぱいでした。

新入社員ということで、ただでさえ早く成果を出して「居場所」を感じたいはずなのに、私自身もまだ採用としての成果の出し方が見えておらず、彼女の成果に貢献しきれなかったことをとても悔しく思っています。

次にまた、自分のチームができた時には、それぞれのメンバーがちゃんと存在が肯定され、居場所を感じながら気持ちよく成果を出せるチームづくりに取り組みたいと思います。

2.ORSC(システムコーチング)での学びと実践

やってみた
 ・ORSC応用コース修了
 ・さまざまな対話の場で、「学びのエッセンス」を取り入れる
やりきれなかった
 「システムコーチング」としての場を持つこと

2020年の12月から、2021年の4月まで、月に3日ORSCの応用コースを受講。そこで得た学びのエッセンスを、さまざまな対話の場で実践してみました。

特に、DTA(Designed Team Alliance)というツールは、社内外のmtgのスタート時に取り入れ、そのパワフルさも感じられました。

どの場面でも、「システムのたくましさ」や「システムの持つ可能性」を感じ、魅了され、「やっぱりもっと、知りたい!この道を探求したい!!」と思うようになりました。

ORSCでの学びはこちら↓

現場に少しずつ、システムコーチングの要素をさまざまな場面で取り入れてみた一方で、「システムコーチング」としての場を設けることはできませんでした。

「システムとはなにか」や、それをシステム自身が捉えられるようになった時のパワフルさを実感してもらうことはできなかったので、2022年は真っ向からシステムコーチングというものを提供することにチャレンジします。

というわけで、3月からはORSCのプロフェッショナル実践コース(資格取得コース)に進みます。 8ヶ月間、実践とフィードバックを繰り返し、ORSCの知恵を体得していきます。それについては、また改めて、決意とお願いを言葉にさせてください!

書いていて気づいたこと

急いで振り返り、書いたため、というのもありますが、エモさが足りない。(笑) きっと、その時々にはいろんな感情があったはずなのですが、今年は去年や一昨年に比べると感情的に穏やか、良くも悪くも淡々としていたのかもしれません。(以前はもっと、涙を流すことも多かった気がする)

もっと心にグッとくる仕事をしたい!そのためにも、やっぱりもっとフォーカスしながら、向き合い切りたい!と書いていて思いました。

最後に

2021年は試してみたことも、やりきれなかったこともあり、2022年は少し的を絞って「やり切ることを決める」年にしようと思っています。

ただし、今年も来年も変わらずある想いは、

「変わりたい」「前に進みたい」「成し遂げたい」「あるがままの自分でいたい」・・・
などなど、何かしらwant toのエネルギーのある人と組織に寄り添いたい

その土台となる関係性を耕して
その過程となる学びの背中を押していきたい
 

というもの。ここに、さらにさらにコミットしていきたいと思います!

2022年も、よろしくお願いします!

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