コペルニクス及びDiggy自身への「鎮魂歌(レクイエム)」~SOUL'd OUT『Kopernik』歌詞全訳および考察
1.結論
『Kopernik』は「コペルニクス自身が死にゆくときに感じた後悔の気持ち」を主観的に、「コペルニクスが亡くなった後の救い」を客観的・俯瞰的に描いた曲であり……「コペルニクスに向けた鎮魂歌(レクイエム)」という位置づけの楽曲、と言えます。
なお、『PTOLEMY』においてDiggyは「コペルニクス(等の地動説を唱えた者)」と「自分(Diggy)」自身を重ねていました(こちらのnote参照)。
よって『Kopernik』は、「コペルニクスへの鎮魂歌」であり「Diggy自身(の心)への鎮魂歌」の意味合いも含まれると捉えて良いと思います。
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