「詩りとり」シリーズその1「しあわせ」

あの日見た、夕焼けに沈んでいく街並み

ミルク色の皿に盛られた、あったかいシチュー

ゆるくストレッチをする

瑠璃色の夜空に、三日月が浮かぶ

ブルーライトの代わりに、瞳の中は夜空でいっぱい

いちご大福のしゅわしゅわ

ワルツのまねっこですっ転ぶ

ブーツをはいて、いつもの身長では見えない
何かを探しに行こう

海の近くのカフェで、透明なソーダを飲む

昔話もいいけれど、たまには、これからの話も
しない?