私が考えるスタイリストの仕事とは
私の父は税理士です。
私の母は、私が小さい時、「税理士は災害や地震がきた時になんの役にも立たない仕事だから、災害や地震がきたらうちは終わりよ。」とよく言っていました。
大人になって私にも子どもが産まれて、ふとその母の言葉を思い出したことがありました。
スタイリストも大きな災害や地震が起きたら一番いらなくなる仕事だろうなと思いました。
運良く家や車がある人から仕事に復帰できるのかな?とも考えました。
でももし本当にそうゆうことが起きた時に自分は何をやりたいだろうか?どうやってゼロからスタートするだろうかと考えました。
私はまず自分の子どもや近所の子どもたちの顔が浮かびました。
子どもたちの顔を笑顔にしたいと考えるだろうなと想像しました。
限られた物の中で、何かアイデアを考えて子どもたちやみんなが笑顔になるようなことをしたいと思いました。
その自分を想像した時に、いまの仕事も同じだなと思いました。
いまも限られた予算や時間の中で、最大のアイデアを考えて、アーティストやそれを見てくれるファン、クライアントを笑顔にしたり、自信を持たせることができる仕事です。
それに気付いた時に、とても自分の仕事を誇らしく思いました。
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