バンジージャンプ飛んできたよ

昨日、兼ねてから挑戦しようとしていたバンジージャンプをついにやってきました。
場所は、関東で一番、全国で二番目に高い「竜神大吊橋(茨城県)」です。
今回はその感想とちょっとした事件について記録していきたいと思います。


何で飛んだの?

今、自分にとっても周りにとっても非常な大切な時期(がもう終わろうとしている)で、その中で自分を変えるような挑戦をしたいと考えていましたが、環境を変える精神バンジーがしっくり来なかったことがきっかけです。
周りの方々が縁を切ったり独り立ちしている中で、自分も何かしたいと思った結果、マジもんのバンジーをしてみるという考えに至りました(笑)

高所恐怖症、スプラッシュマウンテンさえまともに乗れない私。
これまでの私だったら絶対に挑戦しなかったことですが、「1個でも何か今の自分を前進させてくれるのであれば、何でもやりたい」という気持ちと、昔ASAMIさんが「絶叫系に乗るとお化けが出ることがある」とおっしゃっていたような気がして、生まれてこのかた二十数年間悪狐に取り憑かれ続けていた私は何が何でも取りたい気持ちで、勇気をもって1歩踏み出しました。
※ASAMIさんの話はあくまで私の朧げな記憶なので、定かではありません。

…とカッコよく書いていますが、思いついた(ヒントをいただいた)ものの最初はもちろん迷い、ジャンプ場所を調べる中で恐怖が増し「やっぱやーめた」と見なかったふりを一度しました。
しかしヒントを埋葬した翌日、自分が乗る電車が茨城県のラッピング車。車内で放送されていたCM、ふと目をやったタイミングで表示されていたのはなんと「竜神大吊橋」。
「行けってことか…マジか…」と白目を剥きながら予約をしました。
※ここでちゃんと予約する自分が好きです。

バンジージャンプで得られたこと

  1. 達成感

  2. 「肉体の修行ってもしかして…」という気づき

達成感はもう言わずもがなです。
今回裏テーマとして持っていた「覚悟を示す」。
先ほども書いた通り、何が何でも悪狐を取って使命に生きたい私。
この先どんなに苦しいことや困難があっても、腹を括り、私は絶対に前に進むんだ。その想いでやり切った感動は、言葉には表せないほどの大きさでした。
「飛べたよ〜〜〜〜〜見てる〜〜〜〜〜!?」と宙吊りになりながら魂さんに語りかけました。きっと一緒に飛んでくれたよね。
怖かったのに、そこからはずっと笑顔。
バンジーを終えて引き上げられた後の自分の顔は、爽快感・達成感に包まれていて、自分で見ても飛ぶ前とはまるで別人のように見えました。

そして「肉体の修行ってもしかして…」私はもうキツくないのかもしれない。はっきり言う、そんなにキツくなかった(笑)
これから先、痛いことも起きれないこともあるかもしれないけど、肉体は大概食べて寝たら傷なんて何とかなる。
それに比べて精神修行のきつさ。
傷ついてしまった心は、寝ても食べてもよくならない。
私は仕事で新しい企画1本出すより、バンジー10回飛ぶ方が楽かもしれないなと思ったよ、本当に。
それくらい自分の向かう世界は厳しいものになるんだなとも思いましたが、今回バンジーできたことは確実に自分の自信になったので、やってできないことは何もないのだと、自分を信じてこれからも進んでいきたいと思います。

事件簿

  1. 手の甲に〇〇…!!

  2. 宙吊りで問われた〇〇力

  3. 顔面に…

もちろんこの私、バンジージャンプなんぞをやり遂げて事件が起きなかったわけがありません。

手の甲に〇〇…!!

まず、バンジージャンプで一番重要なもの、皆さんはわかりますか?


\ 紐ー!! /

そうです、自分を支えてくれる紐です。
紐が丈夫かどうかはもちろん、ジャンパー側にも体重制限がありました。
そのため、飛ぶことができる体重かどうか、全員最初に計測をされます。

…そしてその数字を左手の甲に油性マジックででかでかと書かれます(笑)

みんな同じところに書いてあるから、体重がその場にいる全員にモロバレというわけです(笑)
幸い、私は袖が長い洋服を着ていたので、不要な時は袖で隠していましたが、あれが夏だったらと思うと…冬に挑戦して良かったです(笑)

宙吊りで問われた〇〇力

また、バンジージャンプは飛んで終わりではありません。
引き上げてもらうため、飛んだ後に自分自身でやらなければいけないことがいくつかあります。

そのうちの一つに、頭が下で宙吊りになった状態を、足首にくくりつけられた紐(フック)を強く横に引っ張って外すことで足を下の状態に戻す、という工程がありました。

…そう、足首にくくりつけられているんですよ。
自分の胸の中心あたりから足首まで縦に紐が繋がっており、それを強く引っ張って外すんですが、立った状態でも、足首側についているフックを外す時は少し屈んで引っ張りますよね。

これを、宙吊りの状態でやります(笑)
つまり、頭が下の状態で足側に体を屈めるんです(笑)
2年間のジム及びホットヨガでの体幹トレーニングの成果がここで役に立つとは思ってもみませんでした。鍛えておいて良かった🫶🏻
さっき肉体修行はキツくないと言いましたが、日頃から鍛えておくのは大切かもしれませんw

顔面に…

宙吊り腹筋が終わった後は、マシンで引き上げてもらうための紐がもう1本、上から降りてきます。その紐をハーネスの胸のフックに引っ掛けて、引き上げてもらって完了です。
その紐ですが、風で煽られたり、すでに私の体を支えている紐と絡まって私の手元まで届かないということがないよう、フック部分がある先端が重く、そしてツルツルのテープでぐるぐる巻きにしてあります。

その紐が降りてきているときのことです。
先端の重さもあって、順調に私の手元まで降りてきている…かと思いきや、その重い部分が紐同士を繋ぐフック部分に引っかかり、降りてくるのが途中で止まってしまいました。
ギリギリ届かないけどこちらは不安定な紐にぶら下がっているので、上に手を伸ばすことができません。
そういう状態にはクルーの方も慣れているのでしょう、紐を揺らして引っ掛かりを解いて落としてくれた次の瞬間、なんと紐が一気に落ちてきて重たい先端部分が顔面直撃🤪ゲシっという鈍い音が自分の頭に響き、ジンジンする鼻に悶えましたが、あとの人が待っているので痛がっている暇もなく(笑)悶えながら落ちてきた紐をハーネスに装着しました(笑)

おわりに

バンジー以外にもいろんな精神修行に見舞われながら丸2日間を過ごしましたが、いずれの行程も一切の混雑がなく、一度も渋滞にハマらずに終了することができました。
バンジーのクルーの方も優しい方ばかりでしたし、ホテルも夕飯の料亭も素敵なところで。
自分が飛ぶ瞬間の動画も、本来であれば同行者の撮影許可が出ているのですが、一緒にいた父は高所恐怖症のため同行できず、私は撮影者がいない状態だったところ、たまたま一緒にいた別グループの高校生が撮影をしてくださいました(あとで考えてちょうど一回り年下だということに気づいた。ヒィ。)。
さまざまな方に支えていただき、今回の経験ができました。

ほんの少しだけ、向かうべき道はこちらで良かったのかなと思えましたし、それくらい応援していただけているということなのかなということにも気がつくことができました。
深さにはまだ自信がありませんが、今できる目一杯の感謝をお伝えしたいです。
目に見える方も見えない方も、さまざまな修行・サポートを本当にありがとうございました。
いただいたものは全て自分の糧とし、必ず人のお役に立てられるようこれからも精進していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?