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【発芽道場36】片鱗はあった

自分の魂の意思を知ったのは、50歳すぎてからだが、

その片鱗はずっとあった。


私は高圧的な人がいたら、幼い時から説教していた。

それは、4歳の時。


医師に注意した。


通っていた眼科で、烈火のごとく子供を怒鳴りつけていた30代半ばの医師。


4、5歳の男の子たちは


小児眼科で、親から離されて、無邪気に遊んでいるだけ。


アホみたいに怒鳴り散らす医者を毎日見ていて呆れていた4歳の私。


いつか言ってやろうと思っていたが、そのチャンスがきた(というか自分で作った)

「大の男が子供に怒鳴り散らすなんて、バカみたい」


そう言った途端に

医者は、みるみるうちに赤い顔になり、

「このガキの親はどこにいる!」と廊下に飛び出して行った。


お陰で私の母親は、とばっちりをくって医者に怒られていたようだが、


私にはひと言も返せなかったし、母親からも叱られなかった。


そのあと医者は、


私の前に一度も姿を現さなかった。



子供ながらに



その医者のことを心配したが、



少し反省せよ、と思った。



小学生になっても、


同級生で高圧的な男子を見つけたら

説教した。


すると、みんな赤い顔をして怒る。



たいがいは机や椅子を投げてきた。



絶対当たらないけどね。笑


そんなことでは私はひるまないし。



だからかな。


そのあと、静かになる。


高圧的な態度はみたことない。


私のことは無視していたが、悪口も言われなかったし、


いじめられたこともない。



無意識だけど、私は自分の魂の意思に従ってただけだよ。


あ!


私の魂の意思が「高圧的な人を叱る」というのではないよ。^^


つづく

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