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Yes No Baby

「私の彼女がね、」

その一言で周りの空気が微かにピリつく時がある。
なんてことない私の日常も、聞き手によっては「カミングアウト」などと
たいそれたものに変わってしまう。

私は知人にパートナーの話をするとき
「その辺に転がっている石に恋することがあってもおかしくないよね。」
なんて飛躍した理論を展開しがちだ。

変に近い現実よりも、うんと遠いぼんやりした現実の方が人は想像ができなくて、なんとなく受け入れてくれそうだからなのか…。


でも私の日常はなんてことない、ありふれた現実だ。

パートナーのりえちゃんといると毎日楽しい。
毎日が穏やかで、毎日が意味のあるものに感じる。

一緒にご飯を食べたり、音楽を演奏したり、
楽しい一日が終わるのが惜しくて眠れなくなったり。
(でもいつの間にか寝ている。)
距離が近すぎて喧嘩したりする。
(喧嘩は嫌い)


愛してるって感情は正直よくわからないのだけれど、
愛しいという思いなら心にじんわりいつも感じている。

そんな日々。


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