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ギックリ腰(軽度の)を初めて体験したので、備忘録。

初老、昔は40歳を言い換える言葉だったらしいのだけれど、アラフォーとかアラフィフとか妙にカタカタ表現も多用されるようになったことと、その世代のライフスタイルも変わってきたこともあってか、初老という枠が50歳、60歳と後ろにズレて使われるような気がしている。

僕は1971年生まれなので、今年は51歳。初老という感じだろう。改めて身体的な老いを振り返ってみると、40歳後半に入ったぐらいから老眼が進み、髪の毛や髭には年々白髪が増えてきている。昨年末、急に左肩が上がらなくなり、五十肩という症状も体験したりとこれまであまり意識していなかった身体の衰えを感じ始めるようになっている。ちなみに、ランニングをぼちぼち続けていることもあって、今のコンディションは10km程度だと1km/6分ぐらいのペースだと普通に走れる。

ギックリ腰 初日

(2022年6月26日)
ここ数年、妻がガーデニングにどっぷりハマっていることもあって、僕も偶に手伝ったりしているんだけれど、主には庭木の剪定や草刈りぐらいで大雑把な作業が多い。剪定した枝葉の多くはゴミへ出すことになるんだが、いい感じ枝は雨ざらしだが保管していることもあって、それを使って蔓植物の支柱(トレリスとも言う)を作る作業をしている中、腰に激痛が走った…

その時の状況を振り返ると、椅子などを用いず、腰を軽く曲げた低い姿勢で、小一時間ほど作業を続けた後、すうっと立ち上がろうとした時に、ギクっというか、ピキキっというか、何とも表現し難い激痛が腰に走るも、冷や汗と呼吸も多少乱れを伴っている。このまま無理をするとさらに危険な気がしたので、負担をかけないように腰をゆっくり伸ばして完全に立ち上がる。ゆっくり歩くのは問題なさそうだが、腰を曲げると右の腰に痛みがある。

自己診断としていわゆるギックリ腰。立ってゆっくりとは歩けるので、軽度という感じだろうか。作業で汗もかいており、そのままゆっくりと家の中に戻り、シャワーを浴びて呼吸を整える。腰を曲げずに膝を落としてゆっくりと座ることもできたので、楽な姿勢を探してから安静とする。

ぎっくり腰:
いわゆる「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。

日本整形外科学会

ギックリ腰 2日目

(2022年6月27日)
腰に負担をかけない所作を心がけると生活には支障なさそう。初日の睡眠時は寝返りなど少し不自由さを感じたけれど、日にち薬ということで湿布生活が始まる。

前もって予定があったので、地下鉄を使って街中に出かける。駅への階段の上り下りは特に問題無い。 その後、三条通から五条通まで(1.5km弱)歩いてきたけど、腰よりも暑い♪(念の為、コルセット的な道具があったので巻いていった。気休めかも)

ギックリ腰 3日目

(2022年6月28日)
日に日に可動域が増えているのがわかるが、安静しておいた方が良いのもわかる。仕事ができる作業環境(体勢)をいろいろ模索してみる。腰を安易に曲げない姿勢を保持したいので、キッチンカウンターで立ちながらも検討したけど、バランスボールの空気圧を調整して高さを調整するのが、腰だけなく、骨盤や足にも負担がなさそう。

ギックリ腰 4日目

(2022年6月29日)
昨日、試してみたバランスボールよりも硬い座面の低い椅子で、背筋を伸ばしておいた方が楽だと判明。柔らかい座面だと骨盤への負担は少なくなるんだけど、少し曲がるためだろうか、腰への負担がじんわりあるようだった。

ギックリ腰 5日目

(2022年6月30日)
負担がかかると痛みを感じる姿勢は少し残っているが、可動域がずいぶん広がっている。ギックリ腰って、腰の捻挫という話も聞くんだが、筋繊維の断裂なのか、筋肉痛はまったく別ものだとしても、今は炎症を起こしている状態でもないこともあって、特に日常生活では痛みも伴わないので、湿布を貼る必要もないかと思って止めてみる。日にち薬(安静)がもっとも効果的っぽい。

ギックリ腰 6日目

(2022年7月1日)
腰の負担軽減のため、背筋を伸ばした姿勢で生活しているんだけれど、これはこのまま続けるのが良いんだろうと思う。姿勢が正しいと腰だけなく身体のバランスが良い印象がある(いまさら…)。打ち合わせ時間に遅刻しそうなので駅まで軽く走るも(5分ほど)、腰への違和感は無かった。

ギックリ腰 7日目

(2022年7月2日)
完治にはまだ時間がかかりそうだが、普段の生活にはほとんど支障は無さそう。ランニングもそろそろできる気がするが、猛暑が続いているので無理はしないでおく。

ギックリ腰 その後

無理をして腰に負担をかけるような姿勢でない限り、違和感もなくなっている。ちょうど台風も近づいてきているということなので、ランニングはまだ様子見。

19日目(2022年7月14日)

日常生活はほぼ違和感がないが、朝起きると腰に限らないが身体が固いこともあってか、腰はさらに固い印象がある。万全ではないのだと思うのでしゃがむ姿勢などはこれまで以上に注意している。

23日目(2022年7月18日)

7月17日、祇園祭神幸祭の3年ぶりに開催された神輿渡御のご奉仕をしておいた。ギックリ腰になるならないに関係なく、木綿のさらしを腰に巻くのでコルセットと同じ仕組みになっているが、慎重に担ぎ始めるも全く問題なかった。(数年前に御神輿を担いでいる最中にさらしが緩んだ時があって、腰への負担が限界に達しそうな体験をしたのを覚えている)

まぁ、年相応の生活スタイルになるなぁ…



僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。