To Leslieを観た(ネタバレあり)
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた俳優さんということと、どん底まで落ちたアルコール依存症の女性が這い上がるドラマというあらすじに惹かれて観たけれど、期待外れの映画だった。
以下ネタバレ
主演の俳優さんがきれいすぎて、薄汚れた格好をしていても清潔感が消えておらず、違和感があった。
レスリーがもっと自力で這い上がるのかと思いきや、最初は息子に助けられ、息子の育ての親っぽい人に助けられ、昔からレスリーを知ってるっぽい人に助けられの連続で、レスリーに都合のいいことが起こりすぎでは…と思い、期待とは大きく違った。
モーテルで暮らし始めて馴染むあたりは、バグダットカフェを思い出した。
結局男に助けられて食べ物と仕事を得て、ダイナーもスウィーニーの力がなければ開店費用を準備するのは到底無理だと思うのでおそらくそこも力を借りて、そもそもアルコール依存から抜け出すのにあの程度のやり方は現実的ではない気がするし、スウィーニーはレスリーを昔から知ってるらしい雰囲気を出しているのに結局最後までそういう話にもならず、色々中途半端な映画だった。
ストーリーはいまいちだったけど、街の雰囲気が妙によくて、インターネットがほぼ出てこないところはよかった。
モーテルの向かいにダイナーがあるのはちょうどいいかもね。
たぶん見返すことはない映画。