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リバウドが語る!現代サッカーでなぜ9番は死んだのか

元ブラジル代表リバウドは、現代サッカーでは新しいタイプのストライカーの誕生によって、段階的に古典的な9番はいなくなったと考えている。

「セレソン(ブラジル代表)にストライカーがいないと言っているのではない」
「しかし、ほとんどすべてのブラジルのクラブがフィニッシャーを持っていた以前と比べては、今は選択肢が少ないと考えている」
「今では、ガビゴルまたはガブリエウ・ジェズス、そしておそらくロベルトフィルミーノにくらいだ」
「だが、彼らはマリオ・ジャルデウ、ルイス・ファビアーノ、エウベル、さらにはロナウド、ソニー・アンデルソンなどのように、決定的なゴールスコアラーとは見なされない」
「当時、本物の9番を持つことは、ゴール前でチャンスが来たときに決定的な違いをもたらすことを意味していた」
「今日では、多種多様なプレースタイルがあるかもしれない。より短いパスをつなぐスタイルなどであり、それによって異なるタイプの選手が生まれる可能性がある。だが、それはゴール前で本物のキラーとなれる選手ではない」
「私が一緒にプレーした選手でゴール前でのクオリティが傑出していたストライカーとして、個人的にはロナウド、パトリック・クライファート、アドリアーノを挙げる」
「もちろん、ソニー・アンデルソンやエウベルなど、他にもいた」
「我々が話す“9番”とは、ゴールすることだけを考え、常にゴールの嗅覚を嗅ぎ分け、ゴールがきれいかどうかなどは気にしない選手を指す。彼らはシンプルにゴールを決める。私は最近はそのような選手を見ていない」

【Source】4月9日、Daily Star

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