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インテルのプランB

現在レンタル中のナインゴラン(カリアリ)、ペリシッチ(バイエルン)、イカルディ(PSG)。
コロナ危機による経済状況下において、インテルは安価での売却を望んでいない。

そのため、インテルはプランBを準備している。
コンテ監督は、ナインゴランとペリシッチに関しては復帰させることを検討しているようだ。
しかし、イカルディの復帰はノーチャンスだという。

アントニオ・コンテは、9ヶ月でインテルをユベントスに近いレベルにまで引き上げ、すでに強固な基盤を築き上げている。
5年契約、6000万ユーロでルカクを獲得し、ラウタロ・マルティネスをトッププレーヤーにし、エスポジートをデビューさせた。
カンドレーバ、ビラーギ、ダンブロージオのバックアッパーとして、安価な移籍金でヤングとモーゼスを獲得し、両サイドのレベルを大幅にアップ。
最終ラインでは、シュクリニアル、デフライ、バストーニが安定した守備を披露。
中盤もブロゾビッチ、センシ、バレッラ、ベシーノ、ガリアルディーニと人材は豊富だ。

次のタスクは、冬に2000万ユーロで獲得したエリクセンをセリエAに適応させることだ。
そしてコンテ監督は、そこにナインゴランとペリシッチを組み込む準備ができているという。
ナインゴランはカリアリで好パフォーマンスを発揮しているが、カリアリはナインゴランを獲得する資金はないし、今後の給料を支払う余裕もない。
ペリシッチに関しても、バイエルンが2500万ユーロの買い取りオプションを行使するという保証はない。

インテルはナインゴランとペリシッチを復帰させることで、“ゼロコスト”で効果的に補強し、より多くの戦術的オプションを可能したいと考えている。

一方、イカルディがサンシーロに戻る可能性はないようだ。
PSGが7000万ユーロの買い取りオプションを行使にしない場合、イカルディはすぐに市場に売りに出されるとのこと。
記事によると、新戦術プロジェクトにおいてイカルディが自分の場所を見つけることは困難であり、クラブとの摩擦を完全に修復することはできないと考えられている。
また、イカルディのプレースタイルは、コンテ監督の求める勤勉なスタイルに合わないことは言うまでもない。

【Source】4月29日、La Gazzetta dello Sport

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