接待ゴルフ界のスーパースター
「いや〜!フクチャくんとゴルフ行くと元気になれるよ!」
いつも戴くお言葉だ。
社会人3年目の現在、ラウンドも15回は回っただろうか。ある程度のゴルフの礼儀作法は身に付いた。(古豪の高校で野球をしていたので、普通の礼儀作法は骨の髄まで染み込んでいます…)
スコアはベストが113、基本的には110代で回れるようになった。所謂「下手くそだが、迷惑をかけないレベルの下手くそ」ってやつだ。
さらに私には、中学から大学まで野球部で控え選手だったこともあって、スタンドで鍛えた「張りのある大声」と、持ち前の明るいキャラクターから勝手に出てしまう「オーバーリアクション」が備え付けられている。
そして、三井寿のスリーポイントなみの”飛び道具”「超長距離ドライバー」を武器に持っている。
日頃の筋トレにより作り上げられた背筋から繰り出す、身体のしなり。そのしなりから産み出されるパワーは計り知れず。
”思いっきり”打つとスライスをしながら”270ヤード”
そこで取引先の方が『フクチャくん違うよ、もっと軽〜く降ってみな?パワーあるんだからそっちの方がきっとミートして飛ぶよ?』
「本当ですか!?試してみます!」
次のホール、
「よぉ〜し、かるくっすね〜、軽く軽く!」ボソボソ言いながら構え、スイング。
結果…
鬼の”320ヤード”
一同、『おおおおおおおおお!!!!!すごいな〜!!!!!』
フクチャ「いやいや!〇〇さんのアドバイスのおかげです!!!ありがとうございます!」
圧倒的なパワー、相手を建てる礼儀、そして母親譲りの目が消えるくらいの笑顔、
これで完璧な接待ゴルフの完成だ(笑)
さらにさらに私の良いとこが、ずっとその320ヤードが続かないのだ。次のホールではしっかりと「右スライスOBプレ4」をかますのだ。
そして一言、「いや〜練習あるのみですね!打ちっ放しでいいので誘ってください!」
人懐っこさも兼ね揃えているのである…
一芸と可愛らしさを兼ね揃えた、接待ゴルフ界のスーパースター、ここに在り。
ただ怖いのは、今後本当に私がめちゃめちゃ上手くなってしまったときのことだ。
今は下手くそだし若いから、可愛がってもらえる。
さあ、今のうちに色んな人とゴルフに行って、交友の輪を広げよう!(笑)
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