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集中力の無い人はマルチタスクを辞めよう

こんにちは、さいとです。

うつ病をきっかけに心理学を学び、自分と他人についてのコミュニケーションについて発信しています。

今日の内容です。

何をやろうとしても集中できない

と悩んでいませんか?

5分くらいちょっと頑張ってみるんだけど、他のことに意識がもっていかれて、どうやっても続かない、気が付いたら関係ないことをしてしまっている。

そんなときは、「マルチタスクを意識的に辞めると良いかも」という話をしていきます。

この前、こんなツイートをしました。

この時は会話に関しての話をしたんですが、相手の話に集中するためには、自分の事を考えることを辞める必要があるということについてのツイートでした。

ではなぜ自分の事を考えるのを辞めたほうが良い、という話をしたのかというと、そもそも人間の脳の作りとして

人間の脳は同時に複数のことを考えるのは不可能

ということを知っておく必要があります。

少し試してみて欲しいんですが、今日の晩御飯に何を食べるのかということと、今日の仕事の内容について同時に考えてみてください。

おそらく不可能だと思います。(出来た人はこの先の話は見ても参考にならないです、すいません)

そして同時に複数の事を考えようとしたときは、必ずどちらも中途半端になってしまうと思います。

ここから分かることは、同時にやろうとしていることが増えるほど、全てが中途半端になってしまうということなんです。

なので全てを同時にやろうとせず、一つ一つの事に対して全力で取り組み、他の事は考えないようにすることが、集中力を高める最大のコツになります。

だからこそマルチタスクを辞めることが必要なんです。

マルチタスクが出来る人は優秀だと思われる風潮もありますが、上手くマルチタスクをしているように見える人は、上手に意識の集中を切り替えているだけで、本当に同時に色々な事をやっているわけではありません。

たまに本当に同時に色々やっている人もいますが、それは限られたごく一部の天才だけだと思います。

なので意識したほうが良いことというのは、

色んな事を同時にやろうとするほど成果は出ない

ということです。

今は情報社会であり、色々な情報に触れる機会が多く、全ての情報を認識するには、僕らの時間も集中力も足りません。

だからこそ本当に重要なことに絞って、余計な情報は頭に入れないようにすることが、集中力を高めることに繋がります。

そしてマルチタスクというものを考えたときに、もっとも大事なことは、「何かについて考えることも一つの作業」ということです。

何かに取り組む身体を動かすことを一つの作業として認識することはもちろんですが、考えるという行為も一つの作業として認識しないと、マルチタスクの罠にはまります

意識した時点で、それは脳にとっては一つの作業なんです。

つまり今本当に集中したいものとは関係ないものを意識した時点で、あなたはマルチタスクしてしまっているということを認識すると良いです。

そして何かを意識するときは、必ず外部からの刺激が発生します。

何かが見える、何かが聞こえる、何かに触れる。

このようなタイミングで、僕らはその対象を必ず意識してしまいます。

つまり集中力を高める際に意識する最大のポイントは、

集中したい作業と関係ないものを認識しない

ことが何よりも重要だということです。

自分が何をするのか優先順位を付けて、取り組むものを決めたら、最優先のものに関係するもの以外は意識しないようにする。

これだけで集中力は全く変わってきます。

簡単に言ってしまえば、「余計なことは考えないようにしようよ」ということだけなんですが、そのためには周囲の環境にも気を付けることが大事です。

ではまず何から始めればいいのか?ということですが、それは

身の回りの片づけから始めよう

ということになります。

あなたは部屋が散らかっていたり、机の上に不要なものが置いてあったりしませんか?

不要なものが目に入るだけで、僕らは意識が分散してしまいます。

まずは自分が行う作業に関係しないものを、視界に入らないようにすることが大事です。

集中力を高めたければ、マルチタスクを辞めること。そして最も頻繁に発生し、かつ集中を妨げるマルチタスクとは、「今行う作業とは関係ないものを意識してしまうこと」なのだと覚えておいてください。


最後まで見て頂いて、ありがとうございました。
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