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「感謝」を返すこと=ウィキペディアに寄付してみた。

「情けは人の為ならず」という言葉が好きです。やっぱり人への感謝を表すことが、自分のためになる一番近道な気がします。

インターネットが普及してから、とにかく何かも検索で、知ったようなふりができるようになった。本当にありがたい。それがホントかどうかを選別する能力は必要だけど、それは使えば使うほど身についていくと信じている。

そこで、とにかく日常的に使っているのはwikipedia。完全なるボランティアで運営されているのは周知の事実。そして、アクセスするとたまに「寄付をお願いします」と表示される。そうだよね。広告もつけず、収益を考えずにこんな素晴らしいコンテンツを作っている。この感謝を返す方法としては、寄付をするしかない。

日常的に寄付するほどの善人ではないので、この「寄付をお願いします」という表示が出た時だけ、寄付するようにしている。いつもは出ない。たまに出る。たまに出るからとても気になる。お世話になった人たちが困っている。その時くらいは助けたいという気持ち。とりあえず、¥1000。カード決済をすると手数料が3.8%かかるので、+40円。

そうするとこんなお返事メールが届きます。

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自由な知識を求める世界中の人たちを代表してあなたにお礼が言えることを心から嬉しく思います。あなたからの¥ 1040 の贈り物に心から感謝しています。

この仕事を長く続ければ続けるほど、ウィキペディアの体験は人それぞれだということに気づかされます。私たち一人ひとりがユニークであるのと同じように、その好奇心もまた多様なのです。

次にウィキペディアを使うとき、ウィキペディアが他ならぬあなたのものであるということを強く実感してください。あなたがいなければ、そして毎日ウィキペディアを訪れる何十億もの人々の愛と支援がなければ、私たちは何ものでもないからです。

あなたのご寄付は私たちを突き動かし、目標の達成を後押ししてくれます。ウィキペディアをあなたの生活の一部にしてくださってありがとうございます。

感謝の気持ちを込めて

キャサリン・マー
ウィキメディア財団 エグゼクティブディレクター

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こんな壮大な感謝メールが届きました^^
いやいや、感謝をしているのはこちらの方なんです。本当にありがとう。

何が言いたいかというと「情けは人の為ならず」ということ。私は自分が気に入って使っているものの存続を望んでいるのです。wikipediaのコンテンツがどのくらいの量になるのかは想像がつかない。学術書レベルのコンテンツまである。昨日今日有名になったタレントさんの情報まである。この壮大な情報量への感謝。
で、送られてきたメールの内容は、使う人がいるから自分たちは存在しているという感謝。

ネットが普及して20年以上になる。ツールがなんであれ、人は人の為に存在していることを思い知らされたのです。たった¥1000で申し訳ないのですが、wikipediaの情報以上に為になる思想を学ぶことが出来ました。有料コンテンツを購入したかのような満足感です。
wikipediaさんにはこれからもお世話になります。本当にありがとうございます。今後とも末永く宜しくお願い致します。

一期一会のご縁を頂き、感謝します!幸せです♪ありがとうございます。