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こんにちは!

例年に比べてかなり早く、近畿地方も梅雨入りとなりました。

高い湿度に体力を奪われ…髪の毛もまとまらず…ぜーんぜんやる気でない🤷🏻‍♀️と、なにかと憂鬱になりがちなこの時期ですが、トロッコ列車の沿線にはこの時期、雨だからこそ出会える特別な光景があります。


それは、雨露に濡れる新緑です。

想像してみてください…💭

しとしとと降りしきる雨に濡れる新緑、
雨に打たれて揺れる川の水面、
停車時には、その水面を打つ雨音も聞こえてきます。
(走行中のトロッコ列車からはほぼ聞こえません。なんたって走行音が元気)


街中とは違う本当の自然の中での「雨」を感じることができるのではないでしょうか。

止み間の山に立ち上る霧も美しいですね。


もし晴れ間が見えれば、葉についた雨粒がキラキラ✨反射して、さらに自然がもたらす表情の変化を楽しんでいただけるかと思います。

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雨といえば。

トロッコ列車には、5両編成のうちの1車両に「リッチ号」というオープン仕様(屋根あり窓ガラスなし)の特別車両があります。

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とても開放的で一番人気ですが、雨が降ると風向きによっては吹き込んでくるため、走行中は車掌が、駅到着時には駅員が座席を拭きに入ります。

入線時にホームで待機していると、リッチ号にご乗車のお客様のお顔が見えるのですが、雨の中でも皆様とてもいい笑顔。

レインコートなどを着用してご乗車くださる勇者達の笑顔に、どんな状況でも楽しむことの大切さを何度も教えてもらいました。


ちなみに、現在のトロッコ列車の車両は二代目なのですが、初代トロッコ列車は4両編成のうち2車両に窓ガラスがなく、雨が降った時には駅員総出で窓ガラスをはめ込んでいたそうです👀

その都度はめるって大変すぎませんか??

私もつい最近知ったのですが、こういった試行錯誤があって今のトロッコ列車があるんですね。


初代車両の写真も交えつつ、30周年記念特設ホームページにて嵯峨野観光鉄道の歴史を公開していますので、こちらもぜひご覧ください😊

30周年記念特設ホームページ



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