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こんにちは!

1月とはいえ、あまりにも寒い毎日ですが、皆様お変わりなくお過ごしですか?

2022年も、嵯峨野観光鉄道トロッコ列車をどうぞよろしくお願い致します!




今年の冬は、例年に比べて雪がよく降り積もっているような気がします❄️(体感ですが)

沿線の木々たちも美しく雪化粧しており、皆様にもぜひご覧いただきたい!…のはやまやまなのですが、何を隠そうこのトロッコ列車、毎年1月・2月は運休期間となっております。



「じゃあその2ヶ月間は何してるの?」
と、思われたそこのあなた。


はたまた以前に、冬のトロッコ列車の旅を計画してくださったのに、運休でがっかりされた事がある方もいらっしゃるかもしれません💦


その間、従業員は決して遊んでいるわけではありません。

今回は、運休期間中のアレコレについてご紹介します😄





まず、何より大事なトロッコ列車の車両について🚂

ほぼ休みなく、言葉の通り走り抜けた10ヶ月間の溜まりに溜まった疲れや汚れを、この運休期間にやっとメンテナンスしてもらえるトロッコ列車。(2021年もよく頑張ってくれました…😭)

メンテナンスは梅小路運転区で行われるのですが、トロッコ嵯峨駅から梅小路運転区までは、JR山陰本線の線路を使って移動します。

YouTube夜のトロッコ機関車交換

↑この画像は公式YouTubeチャンネルの「珍しい嵯峨嵐山駅構内での機関車交換」より抜粋したものですが、JR嵯峨嵐山駅に入線しているだけでも不思議な光景です。

ここから京都駅方面に向かって夜間の市街地を走るトロッコ列車なんて、想像してみるとなんだかファンタジックでおもしろいですよね。



毎年1月9日には、沿線内にある「大山神社」にて、安全祈願の護摩焚きが執り行われます🔥

一年間、事故なく、無事にトロッコ列車が運行できるよう、毎年かかさず行われている大事な行事です。

現地までは、トロッコ列車の線路を軌道自転車に乗って移動します。

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今年は、昨年行ったクラウドファンディングにご支援いただいた方にもご参拝頂きました✨

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(沿線内にあるため、通常、一般の方はご参拝いただけません)



そして、トロッコ列車が走る沿線もまた、営業中にはできないメンテナンスをこの期間に行います。

保線担当者だけでなく、普段は制服でビシッとキメてる乗務員や、チケット販売を行う窓口担当者なども、作業服・ヘルメット・安全靴の完全武装でこの作業に励みます。



創業時より、従業員の手で作り上げ、手入れをしてきた沿線なので、ご乗車いただいたお客様から「きれいだったよ」「楽しかったよ」とお聞きすると、感慨もひとしおです。

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冬枯れの沿線もまた良き…🍂


車両や沿線以外にも、施設内の清掃・メンテナンス、より安全・快適にご乗車いただくための研修、切符の準備や日々の業務などなど、なんやかんやしているうちに、あっという間に3月1日の運行再開日を迎えるのです。




2022年も皆様にお楽しみ頂けるよう、従業員一同、寒さに凍えながら、張り切って準備しております!💪🏻

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