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某国のコロナ【正当性の行方】

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200422-00174556/

PCR検査をすることで安心感を得たいという人の声に応える形だろうか。検査キットを楽天が販売するという。

確かに、専門家による検査でないとまず危険もあるだろうし、また、その診断、見極めも簡単ではないだろう。

でも、それなら、ドクターによる検査券付き、ドクターによる判断券付きならいいのだろうか?ということにもなりそうな気がする。

世の中の『検査されないと不安である』という理由からスタートし、検査キットや検査過程が市場に開放される。そこにあったはずの
【医学的正当性】の行方は、これから先どこにいくのか。

そこにあるのは、『医療職だから』『専門知識を有すると国家が担保する資格所持があるから』信憑性がある…それは、本当に【正しい】か?
という漠然とした疑問でもある。

【アフターコロナ】【ウィズ コロナ】
に関して政府、または都道府県などの行政などの在り方、国家という存在の変化に加えて
世の中の【正しさ】【正しいとされていること】は、どう変化するか。  

例えば、科学的正しさ、医療的倫理観、医学的正しさ、各種プロフェショナリズムに支えられた「安定感」そうした「聖域」とされてきたものたち全般の変化をしっかり見ていたい。
我々が見知る国家体制や、もしくは、
【あの人はえらい○○だから、大丈夫】みたいな常識の数々は果たして体裁を保てるや否や。

さてさて、それはそれとして【最前線で医療職の皆さんは頑張っています】は、兵隊さんがお国の為に、社会の為に、頑張っているのだから!みたいな空気をどこかで思い出す。
霊長類として生まれた我々。
動物として一枚岩でないといけない理由は、果たして、どこにあるのだろうか。

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