【崇め奉り祀りたてるぼくら】

少なくとも誰かを「命をかけて最前線で闘う人達」と英雄のように扱うのも、
「命をかけてあなた達の為に闘ってる私達」と、自分で何かを背負ってみせるのも、
どうも正気の沙汰には思えない。

 
でも僕は、こういう扱いにも、
こういう自己主張する人にも、慣れている。

介護の人たちはすごい優しいとか、
私にはとてもあんなこと無理ーー、
とてもできない仕事とか、、それも同じ。
そういうの、少なくとも16年前から、
俺はずっと疑問でしたがね。

えらく安全圏から物資(意味わからん褒め言葉)ばっかり送ってくるやんて思ってますよー。
(ありがとうて受け取りはしますが)

こういった《他者を崇めては距離とったり、
包囲網敷く》世論をみていて。

今回のナインティナイン岡村さんの発言の顛末がどんどんと違う政治利用されていくのをみていて。

[コロナ革命]は本質的パラダイムシフトには、なり得ないと感じました。

人は何度でも繰り返す。真顔で、
そして、もちろん悪気もなく。
無関心と無神経のムシロの上に寝転がる屍に
一瞥くれて哀悼を届けるだけだぜ。

当たり前のことを当たり前にしっかりやって
当たり前の対価をもらい
当たり前の暮らしを自分で決めて
当たり前の生き様を自分で確かめるように
そっと息を吸い
ふっと息を吐いて
誰でもない自分の為に
誰でもない自分の大切にしたいものの為に
祈りを込めて瞼を閉じる。

誰の思惑や
誰かの都合を足かせ手かせにする為の共同体という幻想の共有なら
そんなものは瓦解する世の中にきっとなるよ。

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