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こんにちは!さがみこファームのいそっぺこと磯川です。

見てください!ブルーベリーが食べごろになりました!やったー!!

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今年は、木を大きくするために花を落としているので、実は少ししか取れません。それでも嬉しい。

食べてみたいなぁと、よだれをダラダラ垂らしていたら、社長が一言。

「食べていいよ。食べないと種類ごとの味がわからないからね!」

しゃ、しゃちょー!!!

というわけで、いただきました。ぼくは初めてブルーベリーの摘み取りをしたのですが、これはたまらない体験でした。

まず、色付いているものを探すのが楽しい!歩きながら、濃い紫色の実がついている木を探します。「お、あった!」1本の木に1個だけ色づいているものもあれば、5個も6個も色づいているものもあります。たくさん色づいたものを見つけたときは、心が躍ります。

見つけた実を、ちょっとドキドキしながら指先でつまんで摘み取ります。

すぐに食べてしまうのはなんだかもったいないような気がして、眺めます。水分をパンパンに蓄え、張りのある実。濃い紫色がいかにもおいしそう。

…よし。

心を決め、ゆっくりと口に運びます。

そして、噛む。

「プチッ」。

さすが摘みたて。フレッシュさが違います。口に広がる甘みと酸味。特有の香り…。これは、おいしい!

「こっちの種類はどうだろう?」さがみこファームには34種類あるので、味比べができるのです。

「お、これは中身の舌触りが滑らか」
「これは甘みが強いな」
「これは、酸味のバランスがいい…」

同じブルーベリーでもこんなに違いがあるんだとびっくりしました。

よし、次は「ぜいたく食べ」だ。みなさんも子どものころやった頃があるんじゃないでしょうか?ぶどうの皮をたくさんむき、一気に口に入れてほおばる食べ方。あれ?ぼくだけ?それをブルーベリーでやってみることにします。ブルーベリーを10粒くらい摘み、手に乗せる。「せーの」と心の中でつぶやき、一気に口に入れる。そして、噛む。

「ブッシャ―!」

ほえはふごいほ!ふふーへひーのふぁいふうふーふほうは!
(これはすごいぞ!ブルーベリーの台風19号だ!)

口の中全体がブルーベリーのおいしさに包まれる。右ほほの内側も、左ほほの内側も、海苔がよくくっつく口の中の上側も、すべて。

噛むたびにブルーベリーがはじける。脳内に快楽物質が大量分泌されるのがわかる。

あれ、この気持ちは何だろう。おいしさや、快楽だけじゃない感覚がした。ああそうだ、背徳感だ。小さいころ、親から言われた。「もっとゆっくり食べなさい!」、「そんなに口に入れないの!」。そんな教えをやぶって、口いっぱいにほおばり食べる。ちょっといけないことをやっている感がよりおいしさを引き立てる。

これは、すごい体験だ。いろんな人に体験してもらいたい。

社長が言った。「来年はこの10倍くらい取れるからね。」

…ブッシャ―やり放題じゃないか!!

というわけで、ぜひ来年楽しみにしててくださいね。一緒にブッシャ―やりましょう。

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スタッフ・いそっぺ

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