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今年もまもなく終わろうとしています。今年も新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスで終わる一年でした。イベントやスポーツ大会が軒並み中止になる中、東京オリンピック、パラリンピックは何とか開催にこぎつけ、その後国内の感染状況は下火になり、ようやくコロナ禍前の日常を取り戻せるかと思っていたところ、オミクロン株の出現により暗雲が立ち込め始めています。ところであまり聞きなれないオミクロンという言葉は、ギリシア文字の24文字中15番目の文字だそうです。大文字で“Ο”、小文字で“ο”つまりオーなんですね。残りは9文字、それが尽きると今度は星座の名前を付けるとか。いつになったらコロナウイルスとの共存ができるのでしょうか。
さて、さがみこファームにとってもこの一年、いろいろなことがありました。今年の締めくくりとして少し振り返ってみたいと思います。

■1月
●ソーラーシェアリング第二期工事始まる。
1月下旬、重機が入りいよいよ第2期のソーラー発電所2基の建設が始まりました。

1_2期工事開始2

■2月
●パネル設置体験会開催。
4歳から75歳まで、17組47名の方にお越しいただき、20年間発電するパネルを自分たちで設置をするという超レア体験を楽しんでいただきました。

2_パネル設置体験1

■3月
●第二期植付作業
第二期の苗550本が入荷し、植付作業を行いました。
先ずは、ポットにアクアフォームを充填

4_アクアフォーム充填

そして、ブルーベリーの植付体験会を開催しました。
13名の方が来てくれました。植え付けだけでなく、ネームプレートも作りました。

3_植付体験

■4月
●自動潅水システムの構築
一鉢毎に養液の配管を施していきます。時には水浸しになりながら作業しました。

潅水作業

●お披露目会開催
いよいよ第二期の栽培がスタートしました。4月11日には、地域の方と、アンバサダー(SAGAMICO BERRY GARDENをともに盛り上げてくれるメンバー)の方向けに、お披露目会を行いました。

4_お披露目会

■5月
●創業二周年
2021年5月20日に株式会社さがみこファームは2歳の誕生日を迎えました。

●毛虫大発生
隣のミズキにキアシドクガが大量に発生!ミズキを食べつくすと、ブルーベリーに押し寄せてきました。ひたすら手で駆除しました。来年に向けての課題です。

5_キアシドクガ

■6月
●初収穫
昨年植えつけたブルーベリーが初めて収穫できました。感激!
500円玉サイズのもの、小粒のもの。甘いもの、酸味が強いもの。食べ比べてみると、バラエティに富んでいることが分かります。来年が楽しみです。

6_収穫

■7月
●地元自治会との災害協定締結
相模原市緑区青野原前戸の自治会と、「災害時における電源供給の協定」を結びました。災害時に前戸地域で停電が発生した場合、パワーコンディショナー7 台(38.5kW) を、前戸自治会向けに開放します。太陽光発電を自立運転モードに切り替えた場合、晴天時に最大10.5kWの出力が得られ、全自治会員(110 世帯)分の携帯電話を充電する余力を備え、停電が長引いた場合も、継続的に通信手段を確保することが可能になります。

7_前戸防災協定

■8月
●草刈り草刈り
この時期はひたすら草刈り。刈っても刈っても伸びてくる草の生命力に脱帽。

8.草刈り

●マメコガネ、テッポウムシとの闘い
いろんな虫たちがブルーベリーを狙ってきます。特に厄介なのがテッポウムシ(カミキリの幼虫)です。気づかないうちに、根元を齧られ一夜にして枯らしてしまいます。自然との共生と言うは易し、現実は難し。

8_マメコガネ

■9月
●地域の小学生が来てくれました
青和学園の小学6年生が来てくれました。青和学園は、さがみこベリーガーデンのある青野原・青根地域の小中一貫校。総合学習で、地域の事業者について知るというテーマで勉強。熱心に見学し、質問も活発でしたよ。

9_清和学園

●夏のギフトセット発送
ベリーガーデン初のギフトを企画しました。おかげさまで80名を超える方から申し込みを頂きました。

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■10月
●ニンニク植えつけ。
ご近所の農家さんからニンニクを勧められ、500個のニンニクを植えつけました。トラクターで畑の土を柔らかくし、肥料をあげます。そのあとは、農業用マルチフィルムを張り、穴の中に一粒一粒埋めていきました。

10_ニンニク植付

■11月
●剪定作業
夏の間伸び放題になった枝を剪定しました。実の付く姿を想像し、余分な枝を切ります。大胆かつ繊細に。昨年に続き2回目ですが、まだまだ迷いながらの作業です。

●キノコ収穫
昨年植えつけたキノコが出てきました。ヒラタケ、ナメコ、シイタケの種菌を植えつけましたが、ヒラタケとナメコが収穫できました。採りたては香りも食感も段違い。

11_キノコ収穫

■12月
●草刈り納め、冬支度
12月に入り、夜は零度以下になります。今年最後の草刈りを行い、活躍した草刈り機などのメンテナンスをおこないました。そして、ポットへの潅水も止め、冬支度をしました。

●ポット移動
今年植えた苗は、屋根のない所で育てましたが、本来の栽培場所であるパネル下へ移動しました。550鉢を移動するのは結構大変ですが、青和学園の7年生(中学1年生)が、職場体験として作業を手伝ってくれました。若い力は頼もしいです。助かりました。

12.ポット移動

改めて振り返ってみると、地域のみなさん、プレ会員のみなさん、行政の方々はじめ多くの方に支えられてきたことを実感します。来年はいよいよ本格的に収穫を行います。今、来年のオープンに向け準備にいそしんでいます。課題も山積みですが、みなさまに美味しいブルーベリーをお届けできるよう頑張っています。来年のさがみこベリーガーデンにご期待ください。
これから寒さが本格化しますが、ご自愛いただき、よいお年をお迎えください。

(小林 2021.12.25)

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