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SBGなひと(2021年12月)

北原まどか

・取り組んでいること
横浜市青葉区を拠点にローカルメディア運営、市民ライターの育成、市民活動の発信力UP支援、コミュニティデザイン、寄付布を循環させる「めぐる布市」を行なっているNPO法人森ノオト理事長。

これまで、地域情報新聞の記者、エコライフの雑誌編集、温暖化対策・低炭素技術やエネルギー政策の取材記者、オーガニックコットンブランドの広報、食の安全・安心分野での取材を重ね、気づいたらSDGs文脈で20年以上記事を書いていました。

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3.11と東電福島原発事故に衝撃を受け、「原発事故は私たちの無関心から始まった」と、反省。市民がエネルギーに関心を持ち、自分ごととしてエネルギーの未来を選ぶための勉強会や政策提言を行ってきました。その過程で2014年にSBG代表の山川さんと出会い、多摩丘陵エリアのご近所同世代の同志としてゆるくつながっていました。自然エネルギー分野で仲間と地域起業したこともありましたが、そちらは事業化できず消滅(?)。ローカルメディア活動によって、地域のメディアリテラシー向上と主体参画の入り口をたくさん増やし、持続可能な未来を志向する人を増やしていくのが自分の得意分野だと、現在は広義での「メディアリテラシー教育」に注力して今に至ります。

・SBGとのかかわり

2020年、コロナで世界の動きが大きく変わった時、私自身も山川さんが主催した「エンパワーLIVE寺子屋」でゲストを務め、全回参加したことをきっかけに、さがみこファームとの距離が近づきました。私がスキルを積んできた「ローカル×メディア」文脈で、自然エネルギーでの地域起業を応援したいなと思い、2020年12月から月に1、2回、さがみこファームに通っています。ここでの私のミッションは、さがみこファームとの「関わりしろ」を増やしてバリエーションを「見せる」お手伝いをすること。メディアとの関係づくり、地域への場のひらき方、横浜と相模原をつなぐ、を意識しています。
横浜と相模原は、流域でつながっています。私たちは日々、道志川を水源として水を飲み、命をつないでいます。水、空気、エネルギー。生活になくてはならないインフラを、自らの手で持続可能な形でつくり循環させることができる、さがみこファームの可能性を伝えていきたいと思っています。

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