「ホットスムージー試作」

スタッフから、「冬場に楽しめるブルーベリーを使ったあったかい飲みもの作れない?冷たいスムージーだとお腹冷えちゃうからさ」と言われました。

その依頼を受けたとき、「うーん、ブルーベリーってあったかい飲み物にしたら、あんまりおいしくないんじゃないかな」、と正直思いました。でも、確かに冬場にお客さんが来たときにふるまえる飲み物があったらいいなとも思ったので、まずはGoogleさんに聞いてみることにしました。

まず出てきたのが、ブルーベリーティー。紅茶にブルーベリージャムを入れて溶かしながら飲むというもの。これは簡単だ!というわけで作ってみました。

紅茶にブルーベリージャムを入れ、混ぜ混ぜ…

これは、まずそう!

見た目がダメです。ブルーベリージャムが沈殿し、ドロドロしています。正直「おいしそ~♪」とはなりません。インスタに投稿する人はまずいないでしょう。味もいまいちです。却下。

今度は、「ブルーベリー ホットスムージー」と入力し検索してみました。すると、いくつか出てきました。そのうちの一つを試作。

作り方は、ブルーベリーをミキサーにかけ、鍋に移し、牛乳、ハチミツを入れて、沸騰しない程度まで温めて完成。

鍋に入れて温めているときは、赤黒い感じで「これおいしいのかな?」と思いましたが、コップに入れるととてもきれい。牛乳は少ししか入らないので、ブルーベリーの色が活きています。湯気とともに甘酸っぱい香りが漂ってきます。

一口飲んでみると…



うまい!


これはイケますね。ブルーベリーの甘酸っぱさ。ほんのり感じるハチミツの甘みと香り。

ブルーベリーをたくさん摂取できるので、健康にもよさそう。

冬場さがみこベリーガーデンに来たときは、ブルーベリーのホットスムージーが飲めるかも?楽しみにしていてくださいね。


「草刈り収め」

農業をやっていると、いろんな発見があります。最近の発見は、「草の伸びる速度は季節によって全く違う」ということ、夏場は、じっと見ていれば伸びているのがわかるんじゃないかってくらい早く伸びていたのに、今はほとんど伸びません。枯れてしまった草もあります。植物は、自分のDNAを残すために、種を作ります。そのために成長に都合がいい夏にぐんぐん成長します。秋になると、その目的を果たした草たちの成長はゆるやかになり、枯れていきます(刈れない植物もあります)。

この時期に、「刈り収め」をします。この時期に草刈りをしておくと、きれいな状態で冬を越すことができます。これは、さがみこベリーガーデンの農業指導をしてくれている八木さんから教わったこと。

というわけで、先日、自走式の草刈り機(ハンマーナイフ)や、刈払機で、園内をきれいにしました。農地の大掃除みたいなものですね。とてもさっぱしりて、いい眺めになりました。

刈り収めが終わると、ハンマーナイフや刈払機などの機械は、来年春までお休みです。来年もバリバリ活躍してもらうために、メンテナンスを行います。燃料を出したり、回転部分へ注油をしたり、汚れを落としたりします。

草刈り機械なしには、さがみこベリーガーデンの農業はなりたたないくらいなので、しっかりメンテナンスして、来年に備えたいと思います。

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