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嬢ちゃんとあんスタ2023

前回の記事で2023年の描き納めとするつもりだったが、やはり今年はあんスタ抜きでは締めくくれないだろうといそいそとPCに向かう。

ちょうど公式からも今年を振り返るアルバムを作成いただいたことだし。

さくまれ「わしじゃよ♡」

今年は本当にあんスタに狂わされたお世話になった1年だったなぁ。


2月: 嬢ちゃん、出戻りPになる

きっかけは本当に些細なことだった。心の拠り所を探していた。

来月に韓国出張の計画があったが、上司が明確な理由もないままその出張を辞退。私と、別の部署の課長と2人での出張が決まった。
そもそも普段から上司に対していい印象は抱いていなかったので、同行していたとしてもあまり気乗りはしていなかったと思う。
それに輪をかけて、出張を有耶無耶に押し付けられたことが腑に落ちずストレスで爆発しそうだった。

心の拠り所として帰る古巣(ジャンル)はたくさんある。しかし気持ちが冷めたわけではないが、帰る気力が湧かない。

社会人になるとオタクが身体から抜けていくことは、自然の成り行きだと思っていたが、今思えば、世間体を気にして無理してオタクを卒業しようとしていたなぁ。

しかし結局オタクは腐ってもオタク。本能で「推し」という心の拠り所を欲するもの。
ゲームで満たそうにも、据え置き機はメルカリで売り払ってしまっていた。
以前、少しだけミニマリストをこじらせていたツケがこんなところで回ってくるとは。
気になっているアニメも漫画も無かったので、手軽にできるスマホゲームを探すことにした。

育成ゲームは飽き性の私ととことん相性が悪いので、リズムゲームで検索をかけたところ、あんスタが目に留まった。学生時代に少し齧った懐かしい記憶が呼び起こされた。

検索機能というものは実に優秀で、以降、YouTubeやweb広告が度々あんスタを勧めてきた。
極めつけはハイランカーの方々のイベラン動画がYouTubeのトップに出てきたこと。
自分とは縁遠い世界だなと感じる一方、寝食を削りながらもひたすらに推しと向き合う彼女たちの姿がとても眩しく映った。

あぁ、やっぱりオタクって素敵だなぁ。

彼女らの輝きに魅せられ、およそ7年ぶりに夢ノ先学院に復学した。

3月: 嬢ちゃん、卒業に泣く

新人ミッションをこなし、光るスバルくんを手に入れた。
未だに星5完凸は彼だけなので、青編成では高確率でスタメンを張ってくれている。助かる。

この月からESプレミアパスへの入会もキメた。

Adamのショコラフェスとヴァルのマキナイベを経て、徐々にイベントの仕組みや走り方に慣れてきた頃、初めてツアーイベントというイベ形態を知る。
様々な曲でイベランができることと、メモリアルコインが箱イベより多く交換できることがとても魅力的に感じた。

しかし、ストーリーの内容が現3年生たちの卒業。私が復学したのは、スバルくんたちが2年生の頃の夢ノ先学院。時の流れは残酷である。

総じて「!!」のメインストーリーは未読なので、この話を読むのは再来年の春になりそう。

またこの時、運悪くイベント期間と例の韓国出張が重なってしまった。さらに、会社から支給された持ち出し用のPCの性能がすこぶる悪く、日報を書くだけで3時間を要した。全く度し難い。
出張のスケジュールはそこまで過密ではなかったため、このPC事件が無ければ確実に完走できたと思うと今も少し悔しい。

4月: 嬢ちゃん、初ツアー完走する

エイプリルフールの衝撃に打たれたのも束の間、大型ツアイベなる「オルタード」が開催された。衣装も曲も好みでたいへん胸が躍った。

このイベントで初めてポイントで星5を取れるか試したが、やはりまだ火力が足りずギリギリで断念した。報酬をメモコから零くんに切り替えてツアーも無事に完走、初めてツアー完走&星5報酬を得ることができた。やったね。

5月: 嬢ちゃん、初★5をポイント報酬でとる

GWに大学時代の友人と遊ぶ予定を立てていた。

友人の元へ向かう道中、友人をピックアップして目的地に向かうまでの道中、常にあんスタの曲が車内に流れていた。
車内での話題は、会社の愚痴かあんスタの2択。なかなかにカオスである。
友人宅に1泊させてもらったが、ここでもYouTubeでひたすらMVや周年記念ムービーを流し、半ば洗脳的に友人にあんスタを勧めた。狂気じみている。

おかげで彼女は無事、HiMERUくんPに就任した。メルメルやったね。

初めてがっつり走ったツアイベは、「ウェディングマーチ」。
強欲な筋肉Pなのでメモコ12枚と千秋くん、ジュンくんをごっそりお迎え出来てホクホクだった。
周回方法については、先人たちのnoteを参考にさせていただいた。
ダイヤ計算もしていたはずだが、詳細なデータではなく楽しく走った記憶しか残っていない。

衣装実装してくれ〜〜

月末から始まった「クライマックスイベント」。
きたる本命箱イベの予行練習にと、イベランを決意した。
少々火力に不安が残っていたためスカウトにも縋った。
特攻30%で挑んだ結果、無事、最終日に燐音くんをお迎えできた。

先のツアイベと今回のクレビイベを経て、ポイントで星5を獲得することに脳汁を垂れ流すほどの快感を得た嬢ちゃんは、その日、クライベ全制覇してやろうと心に決めた。

6月: 嬢ちゃん、初メモコを交換する

ラビイベで友也くんをお迎えした。
初めての友也くん星5に心がぴょんぴょんした。
ラビイベから「専用お仕事」にも挑戦した。
必死に貯めたリボン300本との交換効率はいかがなものかと疑っていたが、早計だった。
簡単に元が取れるじゃん…

新規の星5ももちろん魅力的なのだが、過去イベの推しも回収したいのが出戻りPの常といふもの。
メモコ貯金の為にイベラン連勤していた部分はかなりあった。
その甲斐あって、ついにメモコが30枚貯まった。
初めてのメモコ交換は、天下布武の鬼龍くんと決めていた。

うへへ

7月: 嬢ちゃん、マブダチもPだと知る

中学からのマブダチの誕生日のお祝いに、LINEでメッセージを送った。
思いがけず薫くんの「いっぱい感謝♪」のスタンプが返ってきたので、たまらずぶくスタ燐音くんの「へへっ」を送り付けた。
そこで初めてお互いPであることを知る。

コロナ禍以降、彼女とも連絡が疎遠になってしまっていた。
そもそも私自身、LINEで取り留めのないやり取りを続けることが苦手だ。
マブとはいえ、会話のとっかかりになる話題が無い限り、こちらから連絡を入れることが億劫になる。

そんな中で生まれたあんスタという共通の話題。
この機を逃すまいと、すぐさま通話の予定を立てた。

なお、マブPには一発で私の最推しが鬼龍くんだと言い当てられた。まったく分かりやすいオタクすぎる。
ちなみに彼女は薫くん&凪砂くん最推しのAdam P。常に茨くんの戦略に踊らされている。敬礼☆

8月: 嬢ちゃん、マブPと通話する

およそ3年ぶりにマブPと通話した。
互いの近況報告はそこそこに、もっぱら推しについて語り合うだけ。これが最高に楽しい。脳と時間と邪魔なモラルが一瞬にしてとろけていく。

彼女とは今も定期的に通話をつなぎ、イベランの成果を称えあい、ガチャの傷を舐めあい、衣装を持ち寄り延々とMVを鑑賞する会を開催している。

マブPとの通話で見せびらかす為、MVのスクショフォルダを作成した。
度々見返しては口角を緩ませている。

「ワッショイ☆スクショ祭り」

9月: 嬢ちゃん、腱鞘炎になる

断じてあんスタのやりすぎで腱鞘炎になったわけではない。トラックボールとNotionのせいである。

この月、初めての記事をnoteに投稿した。

幼少期から文字を「書く」ことが好きだった。記録魔の性分ゆえ、なんでもアナログで残そうとした。
それが高じてブログを綴っていたこともある。しかし、自身のことをさらけ出すことに恥ずかしさを感じてすぐにやめてしまった。思春期の性である。

そんな折、イベラン備忘録のnoteと出会う。
これは私見だが、noteの方が文字を書くことが好きな方々が多く集まっている気がする。何を綴ってもよいとする敷居の低さを感じた。
文字通りノートに殴り書きするように。このスタイルの方が私にはあっている気がした。

また3日坊主で終わらせたくないと、デスクに能動的に向かいたくなる環境を整えた。
仕事で見慣れているラップトップからデスクトップPCへ。マウスも興味本位でトラックボールに買い替えた。

同時期、いっとき挫折していたNotionにも手を出し始めた。
これまでのイベランの記録やアイドルたちのプロフィール等を自分なりに纏めようと時間を忘れて作業に没頭した結果、見事に腱鞘炎を発症した。
「エスケープマンション」開催前日のことである。

せっかく大盤振る舞いで運営から送られたホイッスル500個をドブに捨てるわけにはいかない。
生活にも支障をきたすので早く治したいと、薬局でテーピングを買い込みひたすらに巻いたが、回復の兆しは見られず。

半ば諦めていたところ、一本の動画と出会った。
おかげで驚くほど快方に向かい、端末を叩く元気が出るまでになった。サンキューしょうじ。

また、笛500個だけで350万P稼げることを証明してくれる有識者のnoteにも出会った。

ギアを入れ直しひたすらに叩き、イベント終了1時間前に晃牙くんをお迎え出来た。司くん、晃牙くん、2人ともSPPが最高だったよ。

愚民やりました

その後、トラックボールは速攻売りに出し、Notionもあれからまた放置されている。

10月: 嬢ちゃん、最推しのF2を引く

10月9日。それは突然やってきた。

考察班のツイートも拝見していたが、悉く外れていたので少し気を緩めていたところだった。油断していた。
思わずスマホを放り投げ、はやる鼓動を鎮めるべく一度布団に入った。

和装じゃないのか…と初見は少しガッカリもしたが、見れば見るほど鬼龍くんに「似合って」いる。「専用衣装」って「そういう」ことだよね!

衣装チケ1枚でお迎えできて心臓と身体が飛び跳ねた。嬢ちゃん大勝利である。

嬉しさのあまり再びスマホを放り投げた

なお、残りの衣装チケはスカウト「月隠れの宴」ですべて泡と消えた。猛省している。

11月: 嬢ちゃん、レーシックを受ける

コンタクトレンズによる目の渇きが日々のストレスになっていた。
ICL治療がずっと気になっていたが、高額医療かつ目の手術であることに躊躇していた。

手術に踏み切った要因は、スタライ開催が発表されたこと。
推しの勇姿を、目の渇きを気にせず、肉眼に焼き付けたいー
覚悟を決めたオタクの行動力は凄まじい。アルカクライベ終了後すぐさま適応検査の予約を入れた。

検査結果から私はレーシック手術が適しているとのことだったので、レーシックを受けることに。
手術日に関しては、まとまった休みが取れる年末付近にと思っていたが、早い方がいいと11/3に決まった。
薫くん、お誕生日お祝いしきれなくてごめん。

術後およそ3ヶ月が経過しようとしているが、日々快適に過ごせている。

そして、追憶クロスロード。
彼らの表情や視線の運び方から、テキストだけでは読み取れなかった心の動きが補完されていた。アニメーションの醍醐味だよなぁ。

クロスロのおかげで、俺零ちゃんに少し歩み寄れた気がした。

12月: 嬢ちゃん、紅月イベで締める

ストーリーやMVについての感想戦は以下の記事でしたためた通り。
紅月Pであることへの誇りと、感謝の意を表さずにはいられないほど私の心を打つものであった。

当初は全ユニットのクライベ踏破すると意気込んでいたが、紅月イベを走りきったところで、すごく満ち足りた気持ちになった。

北斗くんには大変申し訳なかったが、今年走りきったなぁと心からそう思えた。紅月イベを以て、2023年の走り納めとした。

ただトリスタイベ曲は本当に好きよ(The Tempest Night至上主義のオタクの戯言より)。


改めて振り返ると、2023年はあんスタが生活と精神の軸になっていた。
イベランのために人目を気にせず平然と定時で帰れたし、活力をもらった楽曲は数知れない。

推しに恥じない自分でありたい、それは具体的にどのような人物像なのかー
なぜ私はこの曲、このストーリー、このアイドルを「良い」と思えたのかー

あんスタを、紅月を、鬼龍くんを通して、自分の気持ちの深淵を覗きに行くことが増えた。
それがnoteを始めるきっかけにもなった。
自分の考えや得た知識、体験したイベントをアウトプットすることの楽しさと大切さに気づけた尊い1年だったなぁ。

2024年の嬢ちゃん

来年も楽しく狂わせてもらうとして、達成したいプチ目標はこの3つ。
生きざまを刻んでいこう。

・紅月3人のアイドルランクをAに上げる。
・颯馬くんの星5を自引きする。
・「!!」のメインストーリーを読む。

おまけ

お気に入りのスクショたち。
今年1年、ご紅郎さんでした〜!!

地鎮祭
‪✝︎Amen‪✝︎
他意は無い
靴底のディテールに感動
「御前試合」衣装大好きマン
peaceful smile
peaceful wink
これがやりたかったシリーズ
ギャル①
ギャル②
絵画
アクアマン新作
ぎゅっと画角に入るクレビ◎
天才の所業(自画自賛)
凛々しい
「満月」と言えば、この男〜!
親方!空から孫悟空が!
行きます(即答)
行きます(即答)
(おもむろに自分の左手を合わせる)

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