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スタライ8th大阪DAY2(夜の部)感想戦

「自分、この後スタライ8thが控えてるんで」
当選から4ヶ月ーどんなに嫌なことや理不尽なことがあっても、このマインドで乗り切ることができた。

2024年4月6日。念願だったスタライ8thへ参戦した。
開演前、同行してくれたHiMERU Pの友人に「オープニングで大将のこと『紅郎』って呼び慣れてないからこっ恥ずかしい」とこぼしたが、本番では誰よりも声が出た。羞恥心よりもこれからライブが始まる高揚感が遥かに勝っていた。友人にはめちゃくちゃ笑われた。

本記事は現地参戦の記録及び、同公演のアーカイブ配信も視聴した上での感想戦である。いざいざ。


紅月

敬人:(『紅月』は派手なパフォーマンスでひとを惹きつけるのでない
静止していても、圧倒的な存在感を見せつける。気づけば目が離せなくなっている、それが『紅月』だ)

ー「あんさんぶるスターズ!」イベントストーリー「梅雨払いの錦」『傾奇者/第十話』より

まず登場シーン。勢いよく開いた襖、そこから漏れ出す逆光でより際立つ3人の凛とした佇まい…
初めて生で見た「紅月」の3人は、彼らの出番の前がRa*bitsだったことを抜きにしても迫力があり、とてもとても大きく見えた。

金色千夜夢舞台

紅郎:嬢ちゃんたち、熱い合いの手を頼むぜ

あたぼうよ!!!!!!

現地で合いの手が入れられる楽しさたるや…ペンラを振る手にも力が入った。
3人とも楽しそうに踊っていたなぁ。MVよりも動きや振りが大きかったように感じた。
特にそれを感じたのが鬼龍くん。元々振りが大きく、力強い踊りを披露してくれる彼だが、今回は特に動きがダイナミックだったね!アーカイブを視聴したおかげで、鬼龍くんの表情が終始良かったことにも気づけた。

「裡に燃やす紅蓮の爆ぜる音が」と歌い上げざまに上半身を豪快に大きく波打たせる振り。あんな動き、MVじゃやってなかったじゃん…!
今回のスタライ用にアレンジされた振りなのか、はたまた鬼龍くんのアドリブなのか。真意は分からぬが、私は後者だと思う。
彼は「紅月」として舞台に立つ際、誰よりもファンを楽しませようとしてくれるので。

「あんさんぶるスターズ!」イベントストーリー「梅雨払いの錦」『傾奇者/第十話』

また、『金色千夜夢舞台』に限らず、その後の『想ひ出綴り』、『斬ー決意ノ刃ー』でも、一番腰が落ちていたのは鬼龍くんではなく颯馬くんだった。
精神面だけでなく、パフォーマンスにおいても「紅月」の支柱として成長している様を感じて嬉しくなった。

想ひ出綴り

前回の7thにて初お披露目だった『想ひ出綴り』。
円盤で拝聴した際、間奏での傘のパフォーマンスにド肝を抜かれた。なので、今回現地でそれを見ることができ私のボルテージは最高潮に達した。まだ2曲目である。
豪快に傘を振り回しても、互いの傘に当たらないかとヒヤヒヤする心配は全くない。また、どことなしか7thで披露した時よりも、3人の動きが揃っているように感じた。
パフォーマンスの精度を高めるべくたくさん練習してくれたのだと感じて、嬉しさと同時に、これまで場数を踏んできたことによる経験値の高さも伺い知ることができた。

嬢ちゃんはいつまでもこの曲が、あの振り付けとともにアプリ内に実装されることを首を長くして待っているからね。

斬ー決意ノ刃ー

1曲目の『金色千夜夢舞台』では杖と扇子、続く『想ひ出綴り』では傘。そして『斬ー決意ノ刃ー』では刀を用いたパフォーマンスを披露してくれた。
(映像技術の向上によるメタ的な意味で)小道具をたくさん扱えるようになり、それを自在に操る彼らを堪能できて大満足である。

間奏終わりに刀を一気に抜き、そのまま両腕をバッと一文字に伸ばす振りが豪快で堪らない。ちょうど会場及びアーカイブ映像では鬼龍くんが抜かれていた。猛々しい姿がひときわ映えていた。

『斬ー決意ノ刃ー』と『絲』は、TRIP衣装に着替えてのパフォーマンスだった。
TRIP衣装はユニット衣装に比べて、腰や肩周りの装飾が控えめである。それゆえ関節の可動域が広がり、刀や傘などの小道具がより扱いやすいのではないかと感じた。
それくらい3人の動きが伸びやかだった。

モニターに映る水墨画が彼らのパフォーマンスに雅の華を添える。「紅月」の出番を締めくくるに相応しい曲目と演出だと感じた。

鬼龍くん、しなやかな動きが増えたね!図体が大きいゆえ細かい足さばきは苦手だと溢していた彼だが、日本舞踊の素養がある蓮巳くんや颯馬くんと遜色ない踊りを披露してくれた。
確実にスキルが上がっている様を見て、彼の最高到達点はまだはるか先だと期待させてくれた。

ALKALOID

スタフォ二2ndと同じく『VERMILION』からのスタートとなった。決して彼らが前座ではなく最初から会場を熱気に包んでくれる、そんな勢いを感じる曲だとつくづく感じた。

ALKALOIDでは先輩たちに食らいつかんとする藍良くんを応援しているので、彼の勇姿を見届けようと意気込んでいたのだが、気がつけば現地でもアーカイブでもマヨイさんばかり目で追っていた。体幹がブレないしなやかな踊り、指の先まで美しい所作に見惚れてしまった。一彩くんが一日中密着したくなる理由がわかった気がするよ。

TRICKSTAR

4人揃った時の安心感と安定感にただただ打ちひしがれていた。
どの曲でもフォーメーションが目まぐるしく変わり、4人とも本当によく動く。
ステージをいっぱいまで使ってライブができる「幸せ」や「喜び」「感謝」を全身で伝えてくれた。

やはりスバルくんの求心力は只者じゃなかった…ダンススキルの高さはもちろんのこと、よくこちらに向かって手を振ってくれたりピースをしてくれたりとにかくファンを楽しませることに余念がない。もちろん自分自身が楽しむことにも。

彼らはちょうどこの公演のお見送り(後ナレ)を担当してくれた。相変わらずひとり「お笑い」に執着する北斗くんが微笑ましかった。

Double Face

2人とも憑き物が取れたようなすっきりとした表情だったのが良かった。

気を衒った動きは一切なし。粛々と、それでいて人を惹きつける非の打ちどころの無いパフォーマンスはまさに"仕事人"といったところ。
良い気づきが得られたのはこはくくん。彼の歌声は透き通った音質なので、大きな会場では空間に反響しあって音質の透明度が増す。踊りよりもまず彼の歌声に聞き入ってしまった。

Ra*bits

もう…『メルティ♡キッチン』が可愛過ぎて…
TRIP衣装に身を包んだ4人が「お尻のまんまるしっぽがチャームポイントです」と可愛らしく踊る。
会場が「沸く」ってこういう状態なんだと肌で感じるほどあの場にいた全員が(もちろん私も)、チョコよりも甘くとろけていた。

トリスタは横への移動量が多かったのに対し、Ra*bitsは縦への移動量が多い。とにかく跳ねる!
彼らがぴょんぴょん飛び跳ねる度に、耳と羽がふわふわと揺れる…自分たちの「かわいさ」をモノにしている4人に歓声を上げながらも、着実な成長に感心していた。

Crazy:B

改めて、とてもライブ映えするユニットだなぁとつくづく感じた。
私は、彼らに対して燐音くんを筆頭に「ズルい」という感情が常に湧いている。
出てきた瞬間、あっという間に4人のオンステージへと変えてしまう。そんなカリスマ性という名の毒で私を虜にさせてくる。そういうところが「ズルい」のだ。

私はクレビの楽曲の中で『PARANOIA STREET』が一番好きだが、今回現地で聴けてさらに好きになった。
クラブにいるかのような錯覚に陥るほど荒ぶる照明に、体の芯に突き刺さるようなシンセ。ただただブチ上がることしかできなかった。
そうか、ここがBeehiveか…(錯覚)

あと、HiMERUくんの脚は相変わらず長かったし、『メルティ♡キッチン』前のRa*bitsを呼び込む言い回しがとてもお洒落だった。

UNDEAD

零:さらなる闇の底へと誘おう

『罪の底』からの『Gate of the Abyss』ー
とりわけアンデは歌詞や曲目にこだわったセトリを組みそうなユニットだと思っているので、深淵へと引き摺り込むこの選曲は納得だった。

会場で「UNDEAD!!!!」と叫べることにこの上ない幸せを感じた。やはりライブはこうでなければ。
お腹の底から叫んだ後に流れた『Resurrection of Soul』。私たちが凍りつくような眠りから彼らを蘇らせたということでは…!?と鳥肌を立たせながら無心でペンライトを振っていた。ライブでの観客のボルテージの上げ方を熟知しているなぁ。積んできた実績の高さを見せつけられた。

後半MCで「俺たちの出番まで待ってろ!」と勢いよく去ったすぐ後に出てきた晃牙くんに思わず破顔してしまった。

そういえば、夢の中で零くんに会えなかったな…

MaM

ソロであることの寂しさを全く感じさせないパフォーマンスはさすがだと思った。むしろステージが狭く感じるほどに三毛縞くんのステージング力が高い。それは彼が長身だからというだけではなく、長身を生かした無駄のない、しかし大きな動きと表情管理がなせる業だと思う。
もちろんステージ上での表情管理はプロとして当然のことかもしれないが、アイドルでいられる嬉しさを噛み締め、自然に三毛縞くんの内から溢れる「楽しい」という感情も表れていると思う。

そんな三毛縞くんの楽しそうなパフォーマンスに魅せられた友人はその日、HiMERU Pから三毛縞Pへと華麗なる転身を遂げたのであったー


「紅月」の3人が、ESのアイドルたちがアイドルであり続ける限り、そして私たちが彼らを応援し続ける限り、またきっとどこかで会える。

そんなワクワクする未来を期待させてくれるほど、心満たされる時間を過ごさせてもらった。
幕張公演も演者みんなで無事に千穐楽まで走り抜けてほしい。

最高のアンサンブルをありがとうございました!

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