私を働かせたくば褒めなさい（数行日記）

2023年6月8日 15:53

6月1日
仕事中にサラッと褒められた言葉を何回も反芻して、役に立った気分を噛み締めていたら、午後の仕事もめっちゃ頑張れて、ちょろすぎた。私を働かせたくば、褒めなさい。喜んで馬車馬になりましょうヒヒン。

6月2日
雨の日にマンション内で走りだした息子に「危ないよ」と声をかけると同時にツルンと滑った。横向きスライドだったので怪我はないけど驚いたらしく、ものすごい悔しそうな顔で泣いていて「大丈夫？」って聞いたら、お手本みたいに悔しい顔のまま「ダイジョウブウゥウウゥウ！！！！」って泣いてて、見えないように顔を隠してこっそり笑ってしまったごめん。

6月3日
泡で出てくるボディソープを手に乗せた息子が、ふわふわの泡を見て「つーたんみたい（月ちゃんみたい）」と言ったので、たまげた。月は、白くてふわふわのビションフリーゼ。きみの感性、ピカイチだね。あと、映画ワイルドスピードのCMを見ながら、「ウォウ　はや〜い」ってコメントしてた。たしかに。

6月4日
ハンバーガーのことを「パンバーブ」と言ってた息子。ままごとをしながら「パンバーブ食べる？」って聞いたら「ハンバーガー食べる」ってハッキリ訂正された。パンバーブ……君のことは忘れないよ。

6月5日
夜、毎日、夫とハリーポッターシリーズを見てる。未履修だった夫は「ハリーポッターがこんなにおもろいなんて」と何度も言うくせに、私が振り返るとだいたい目つぶって、寝てる。さっきまでおもろい言うてた気持ちどこいったん？

6月6日
通院後、息子と一緒にドトールに入ってオレンジジュースを買ってあげたら、カップが大きいせいで、飲むたびにサックス吹く人みたいになっててウケた。斜めになると出てこなくなるので、試行錯誤しているせいなんだけど、下向いたり上向いたりするせいで、余計にサックス奏者。ストローが、ジュボッ。氷は、ガラガラ。聴かせるじゃねえか。

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