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ヒマラヤ便り22号 くるちゃんクルに来る

ナマステ〜!

どうも最近、クル渓谷が私を呼んでいるっぽいので、行ってみます。クリシュナ(黒天)が導いてくれるようです。

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「ポップコーン、モリモリガチャックッ!」と歌うように商品紹介をするお菓子売りがバスに乗り込んで、甘い誘惑を仕掛けてくる。「むりむり」と「もりもり」の間くらいの発音の「物」が気になった。でも買わないから何か未だにわからない。メロディが妙に頭に残った。今でもたまに思い出す。

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くるちゃんは、クリシュナの導きで、インド人の避暑や保養やハネムーンに人気のあるリゾート地、マナリに到着しました。いつもの村より、500mほど標高が高いクル渓谷は、雪山のスケールがでかい。谷も広いので開放感がある。

マナリは、Sanātanīの立法者マヌにちなんで名付けられました。(マヌ法典を参照)マヌアラヤ(翻訳「マヌの住居」)の派生語と見なされています。ヒンドゥーの宇宙学では、マヌは大洪水の後に人間の生活を再現するためにマナリの箱舟を降りたと考えられています。マナリが位置するクル渓谷は、しばしば「神々の渓谷」と呼ばれます。町の古い村には、賢者マヌに捧げられた古代寺院があります。マナリはインドで人気のある観光地であり、ラホール、スピティ地区やラダックのレー市への玄関口として機能しているため多くの人が集まります。

タクシーの運転手さんに「ジャパニーズか?」と聞かれ、「そうだ。あなたは?」と聞くと「ヒマーチャリーだ。」と来た。かっこいい。「私のあだ名はクルだ。」と教えると「Welcome to Kullu Valley! Kullu!」と言って、ヒマーチャリーを代表して歓迎してくれた。

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「アッチャー!この空の色!」と思わず口にする。日本だと「あっちゃー」は、やっちまった感が含まれるが、インドの「アッチャー」は、「いいね!」感が強い。会話で相槌のように多用されるので、よく耳にするが、「アッチャー。」「アチャチャ。」「アチャチャチャ。」と同意を強調するため「チャ」が増えていくようだ。実際に「アチャチャチャチャチャ」までは聞いたことがある。インクレディブル インディア。

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バルコニー付き、谷の向こうの山の景色が見えるゲストハウスに決まり、チャイを頼んで一服。冬場は寒すぎて山が閉じるので観光客もまばら。他のゲストも数人しかいないらしい。

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部屋から見える向かいの山。アチャチャチャチャ。




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