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密林での戦い。

先日の2日連続のイベントで、思いのほか売り上げがあがったので、本来数ヶ月に分けて買おうと思っていたカードをいっぺんに買ってしまった。
(まだ届いていない)
普段だと出荷元をしっかり見るんだけど、複数個あったのでおろそかにしてしまったところがあった。在庫ありしか選んでいないはずなのに、やけに到着日がばらけているのである。

おかしいなーと思った次の日、到着が遅いはずの分の発送通知が来た。
見たことも聞いたこともない運送会社だった、あちゃー!
多分アジア圏の某国とヨーロッパ圏の某国の業者だ。国際郵便系かよー。
というわけで、ばったもんでないことを祈ろう。(たぶん片方バッタもん)
オークションとかだと画像の作り方で、海賊版かどうかは見分けがつくようになってきたんだけど、密林はなぁ。商品名と紹介文のところをしっかり見ないと判別できないもんな。

この間手に入れたキッパーカードが思いのほか面白かったので、密林で2匹目の泥鰌をねらったようなもんだしなぁ。
とにかく、日本ではマイナーなカードなので、研究用に買ったのだが、実占投入に至るかどうかは不明。

「キッパー」「シビル」「ジプシー」「ジプシーウィッチ」の4種は、どれも18~19世紀あたりに使われていたと思われる素材なので、当時の人々の悩みや問題というものがどれほど現代に通用するのかが焦点。手持ちの同種カードとモチーフの違いを比較して、デッキ全体でフォローする人生の機微について研究してみるつもり。

カードリーディングを研究していると、どれだけ人生のセカンドオピニオンになれるか、「本人が決めるため」の助けになるか、自分でさえ思う「そういうことじゃねーよ」という自己理解との戦い、などなど、意味や占い方を覚えりゃなんとかなるもんじゃない面がわらわらと出てくる。

占いできる人=すごい は集客には有利かもしれないが、実際の鑑定にはほんと要らん情報なのだ。占われる人の問いに対して「答えを出してあげる」のではなく「本人が答えを出しやすくする」「問題をかみ砕く」という技術が高い方が、良い占い師だと思っているので。

その為には、問題をあぶりだし易く、伝わり易いデッキを使うことが大事なわけで、そのために古の人々がどのようなものを素材にして作ってきたのかにとても興味があるのだった。
だから、これからも密林やいろんな場所で各種デッキを漁るのだろう。
そしてそれを理由にして好きな絵柄のカードを買いまくるのだろう、そうだろう。(言い訳)

届いたらまたレポートするね。

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