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《case1》弁当屋の客寄せでサックス

こんにちは、街なかサックス芸人SAEKO です!
私は隣で生きる人と音楽を通して「楽しい」で繋がるのが大好きなので、許可さえもらえればどこでも喜んで楽器を吹きます。

何らかのグループに入っていなくても、必ずしも練習室やカラオケボックスに行かなくても、音楽をやりたい気持ちと度胸(≒慣れ?)があれば音楽は楽しめると思うのです^^

「プロ〇〇になる」と書きがちな、子ども頃の将来の夢に「大人になってもサックスを吹き続ける」と妙に現実的なことを書いていましたが、実際に叶えております。楽器に限らず、あなたの好きなことを続けるためのヒントになったらいいな〜…と思いながらこのシリーズを更新していきます!


《今回のcase》弁当屋の客寄せ

徳島のお弁当屋さん、はれいろキッチン の店頭で楽器を吹いていました。
主にお昼時の人の往来が多い時間を狙って吹いていました。

☆インスタライブにも時々登場


☆阿波踊りおじさんとコラボするという面白展開も!笑


なぜそうなった!?

はれいろキッチンは子連れ出勤可能のお弁当屋さんです。私はアルバイトをしていました。小さな子どもと一緒でも仕事ができるのが嬉しかったんです。(はれいろキッチンの詳しい話はこちらに)

店長が「ママたちの輝く場所を作りたい」という想いをもっていたので、スタッフが得意なことややりたいことは「どんどんやって〜〜!!」と背中を押してくれるお店でした。

写真撮影会にチャレンジしたり、新メニューを考案するスタッフがいたり、色々なチャレンジがあるなかで、私は楽器を吹くチャレンジをしたのでした。

何やったの!?

サックス一本で、どうやったら持たせられるかなぁ…と悩んだ結果、デビュー戦はクリスマスにしました。

クリスマスソングと思ったら、曲目は考えやすいし、サンタ帽でも被れば側から見てもいい雰囲気じゃないですか!と。

一応吹く前に近所の交番に確認はしましたね。道路を塞ぐとかではなければ許可はいらない、近隣の人に騒音だと言われたら控えてね、くらいだったかな。

どうだった!?

●結果その①好評だったから継続的にやった

幸い騒音注意されずに済んだのですが、それだけではなくて「街で」「生音」っていうのが好評だったんですよ。自分が楽器吹く側なので気がつかなかったけれど、楽器の生音を聴く機会ってあんまりないのかもしれないですね。

●結果その②曲目を難しく考えなくなった

生音ってだけでも喜んでくれるという、発見により曲目は難しく考えなくなりました。バレンタインなど季節のものがあればできるだけレパートリーとして覚えておいたけど、あとは目の前にいる人を意識しました。

子どもが喜びそうな曲、誰もが知っていそうな曲、足を止めてくれた人には「好きな曲ありますか?」と聞いて見たり。音楽はコミュニケーションの手段だなぁ、なんて感じました。

●結果その③フットタンバリン買った
リズムがあると聞き映えがUPすると思います。なんせサックス一本なのでね。足でリズム取るついでにシャンシャンすればいいんですよ、フットタンバリンは必須アイテムになりました。

●結果その④お店ともwin-winの関係

《私のwin》

サックスを吹き始めたのはアルバイト始めた時期よりも子が大きくなり活発になってきていたので、弁当作りの仕事ができなくなってきた時期でした。
客寄せサックスは、アルバイトのシフトという形ではなく、子どもの機嫌がもつ時間だけ行くという形でのゆる〜いお手伝いです。

アルバイトのお仕事ができるわけじゃないので、報酬はお金ではなく弁当の現物支給(これめっちゃ嬉しくてありがたかった♡)。プラスでお客さんからの投げ銭箱を設置していました。お店が忙しい時間は必要に応じて接客のお手伝いもしていたよ。
幼い子と過ごしながらも、自分が無理なくできる形で社会に関われるのが嬉しかったです。

その他のwin
・楽器吹きたかったけど、アパート暮らしカラオケもスタジオでもない吹く場所があったらいいなと思っていた!
・吹ける上に誰かに聞いてもらえる!お弁当ももらえる!最高!
・路上で楽器吹くと、聞いている人の反応がわかりやすいから勉強になる!(この辺の日記も一時期書いてた


《お店のwin》
・楽器の音を珍しがって寄ってくるお客さんがいる
・面白名物が一つ増えた(笑)
・忙しい時間に接客サポート人員がいる

私のwinと比べたら少ないかもしれない…!けど、お互いに笑顔で楽しくできていたのでハナマルな関係性でしょう!

この後の展開にも期待♡

客寄せサックスにより、自分の中の可能性が広がったり、いろいろな方と出会ったので、次の楽しいことにも繋がりました!それも続きで書いていきますよ〜!

現在は定期的に客寄せ演奏をする場をもっていないですが、またやりたいな!

ではでは〜〜!

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