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妊娠・出産を経て実感「人間の体ってすごい!」自分の体は大事にしよう

8月頭に初めてのお産完了しました!

妊娠・出産を経て人間の体の不思議を体験したように思います。自分の体から人間が生み出せるってめちゃくちゃ不思議じゃないですか?

夫から設計図はもらってるとはいえ、10ヶ月お腹の中で育てた100%メイドイン私な存在。

妊娠発覚時に拡大してもこんなに小さかったものが↓

(矢印の先)

ここまで大きくなるのだ↓

(出産直後)

いったい自分の体で何が起こっているの?

ゆるく頭で仕組みを理解したいタイプなので、実際に経験しながら色々と調べました。体に起きる変化を全然わかっていなかったことに、そして人間の体がよく出来ていることを知ってびっくり。

そして「若いうちはなんとでもなるから!」と食事や睡眠などいい加減にして、体を雑に扱うことが今まで多々あったけれど、体の大事さを改めて実感したのでした。

◆妊娠自覚前から母体作りは始まっていた

子どもが「できた」「できない」で一喜一憂するのが辛かったので、発覚するまでは考えすぎずに普段通り生活するようにしていた私。

発覚して初めて、週数に合わせた情報を得られるアプリを入れたり、産婦人科からもらった資料を読むなどして、今自分の体で何が起こっているか想像してワクワクした。

(お気に入りは情報量が多いルナルナ)

妊娠がわかる時期とつわりが始まる時期はほぼ同じ。当時見た妊婦へのコメントで驚いたのは次の内容。

「つわりで食事が思うように取れず、心配になるお母さんも多いのではないでしょうか?今の時期、赤ちゃんはお母さんの体から栄養をもらっています。食べられなくても赤ちゃんの発育には問題ないので心配ありませんよ。」

あれちょっと待って、これから気をつけようと思ったのに早速つわり?

今食べているものが関係ないってことは、つまり妊娠前から体を整えることが必要だったってこと?「赤子ができたから色々気をつけなきゃ」と自分が妊婦モードに入る前に既に母体の準備は始まっていたとわかってドキーッとした。

体の中のどんな材料が赤子のどんな臓器の生成に関わっているのか分からないけれど、「若いうちは何とでもなるから」と楽観視していた妊娠前から体に気をつける必要あったじゃんと強く感じたのでした。


◆妊娠後の体の変化

お腹が大きくなるにつれ、気になったのが「ヘソと赤子が繋がっている…てことは、今までお腹にあったはずの腸や胃はどうなってるの?」そんな疑問に答えてくれたのがこちらの動画。

子宮ってこんなに大きくなるの?臓器こんなに変形するの?って驚きません?

そりゃあ、胃腸の調子が狂ったり、息苦しくなったりと不調が起こってもおかしくない。

特に衝撃を受けたのは妊娠後期に入り体重が8kg増えてたのに、胎児の重さが1/10の800gしかなかった時。

体重増加の9割は、
胎児を保護するための羊水や脂肪
出産時の出血に備えて1.5倍近く増える血液
普段の800倍もの容量になる子宮
などの分だったそうだ。

ぼんやりと「お腹で子どもが育つ」ぐらいにしか捉えていなかったけど、具体的に知るとこんなに自分の体が作り変えられていたとは…!と驚いた。

◆出産後の体の変化

出産時には子宮口が10cm開きますが、その10cmで赤子も出てこれるように頭蓋骨は完成していないし首も座っていない。本当に人間うまくできているんだなぁと思う。(冷静に子宮口10cm開いて、産後に元に戻るって意味わからなくないですか?)

そんなこんなで出産直後、腰回りに爆弾投げ込まれたようなダメージを食いつつも始まったのが授乳

以前担当したインタビュー中に子育て中のママたちが「人間も牛と同じだよね〜」「わかる〜」と会話していたけど、今まさに私も人間の動物感を味わっている。


母乳を飲んだ赤子の口からはちゃんとミルクぽい匂いがする。「なんで自分から乳が出るの!?」と不思議な気持ちでいっぱい。

気になりすぎて仕組みを調べたら、わかりやすく教えてくれたのがこちらのnote。


「自分の体質的にどれくらい母乳でるかわからないし」と深く考えていなかったけど、どうやら母乳の出は体質に大きく依存するものではないようだ。事前に母乳とミルクをどう取り入れていきたいか希望を考えておくべきだったのかも…と授乳の練習が始まってから思った。

母乳は最初からドバドバ出ないので、赤子に飲んでもらいながら育てるわけですが、この育てる期間、胸の張り返しがすごくて寝るときも筋肉痛のよう。

腰周りにダメージをくらい、おまけに胸回りも筋肉痛ような違和感。赤子体内育成モードから、人間1人モードに変更しつつ授乳の機能追加。産後の仕様変更激しすぎる!!(泣)

あぁ、これが産褥ってやつか…ダメージの大きさにため息。ところが授乳により思いもよらない嬉しい出来事も判明。

なんと
・授乳で働くホルモンによって子宮の回復が早まる
・エネルギーをかなり消費する(母乳は血液からできているらしい)から、体型の戻りも早まる
など、短期間でも実感できるほどのメリットが!

授乳は赤子に栄養を与えるばかりではなく母体の回復にも貢献してくれたのでした。人間ってうまくできているんだな〜と改めて感心。

◆自分の体は大事にできるし、しなきゃ!


生まれたばかりの子の生活は寝る・食べる・排泄の繰り返し。あ〜人間の超基本やってるんだなぁ…と感じる。

でもこの超基本、大人な私達は優先順位低くしがちじゃないですか?

妊娠してから「体を大事にね」と言われることは増えたし、自分でもそう思うことは増えた。眠い時には「きっと赤子育成に体が疲れているんだ」と寝たし、食欲が増した時には「体が今エネルギーを必要としている!」とたくさん食べた。

今までよりずっと体の声に耳を傾ける日々を過ごしてきた。それは何か異常があっても薬に頼れないため、不調を未然に防がないと自分がキツくなるからだ。必要に迫られていたからできたのだと思う。

暫く授乳があるので、「体大事にしなきゃ」という意識は持ち続けられそう。

だけど妊娠も授乳もしようがしまいが、そもそも体って大事じゃん!!!

”お腹に子どもがいる"という理由で、周りも気を使ってくれたし、自分も自分を休ませやすかった。体が大事なのは全人類同じのはずなのに、普段あまり意識してあげられていない。

体が元気じゃないと仕事も元気に取り組めないし、趣味や友人との時間も楽しく過ごせないのにね。体のことをもう少し大事に考えてあげなきゃと、そんな当たり前の事を改めて実感した妊娠・出産でしたとさ。


最後まで読んでくださった優しいあなたへ
「自分を大切にして良いんだよ」という優しい気付きを頂いたインタビュー。よければこちらも是非^^

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