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「防災の根っこ論 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤141章

以前、程よい田舎に住んでいた場所は、海抜2メートル。大河にも近く、氾濫危険警報が発令した時は、生まれて初めて避難までした事がある。その点、現在の程よい都心は海抜25メートル。かなりの確率で津波は防止出来そうである。但し、日本の古代まで遡れば、100メートル級の津波の歴史や、道路を何十メートルも逆遡上する水の莫大なエネルギーを知る者からすれば、盤石ではない。しかも、例え、我が身我が家が大丈夫でも、街が総崩れになれば、生活自体が自立出来ない事を変わりはないからだ。「地域防災の実践―自然災害から国民や外国人旅行者を守るための実学―」:鈴木猛康氏を読んでいる。

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