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「法哲学という手段を問う 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤142章

この世の中は、理不尽だらけ。当然だ。この社会は個人の集合体だが、その個人と社会は根本的な所で、溝がある。自由と従うべきルール。その両立には、矛盾が生じる。と言うか、調整と妥協が必要だ。社会は多くの個人で構成されているから、必ずしも1個人の事情に添えない事もあるからだ。法はルールなら、哲学は自由という課題探索・考察と言っても過言ではないだろう。しばしば、哲学&法学とアート&エンジニアの関係が対比されることがある。原理原則である哲学とアート。その応用である法学とエンジニア。どちらが上とか、下とか、そう言う事ではない。そうした思考の領域が存在するに過ぎない。「もっと問いかける法哲学」:瀧川裕英, 若松良樹他を読んでいる。

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