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「防災の根っこ論 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤141章

桁違いの円安で、外国人の流入が増えている。インバウンド好景気である。だが、彼らがどれくらい、危険な災害脅威に晒された国土であるかを知っているとは思えない。平和な国、盗難や事故の少ない国、そんな刷り込みが激しいのかも。一見親切に見える国民性も、根っこは実に排他的である。更に、災害時にはその傾向は顕著になる。身を守るとはそう言う事でもあるのだ。「地域防災の実践―自然災害から国民や外国人旅行者を守るための実学―」:鈴木猛康氏を引き続いて読んでいる。

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