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チョコがチョコレートになる日まで

やっと画像が出来たので、チョコ遍歴でも書いてみたいと思います。
あ、これはホラーではないと思います。
ごく普通のチョコレートの話。

まず、進化の段階があるのですが……。

  1. チョコを溶かして固める

  2. チョコを溶かして菓子に塗る

  3. チョコを溶かしてケーキにかける

  4. チョコレートをテンパリングする

  5. ガナッシュなどを用意し、トリュフを作る

ざっくりこんな感じでしょうか。
では説明いってみたいと思います。

チョコを溶かして固める

これは文字通りです。
チョコを鍋にぶち込んで火にかける。
もちろん分離します。

ですがお子様な年頃の私はこれで満足してました。
不味いですけど、当時は達成感もあって美味しく感じてました。

チョコを溶かして菓子に塗る

菓子と言ってもクッキーやマドレーヌですね。
小型のものです。

一番、たくさん作ったのはアルミカップでマドレーヌを焼き、出来た上に溶けたチョコを流しこむというもの。
チョコスプレーなどがあって、飾るとそれらしく……なったけど……
美味しくはなかったですね。

こういう感じのもの……やっすいな!w
あ、思わず地が出ました。すみません。安いですねー!
当時は凄く高くてびっくりしたものです。はい。

チョコを溶かしてケーキにかける

大型菓子です。
とは言っても、子供の私が作ったのは18センチホールケーキです。

そうそう、こんな感じの……やすっ!!!
いえ、すみません。や、安いんですけど……。何で1,000円程度で買えるのか……。

あ、すみません。ジェネレーションギャップにショックを受けてました。
失礼しました。

当時はクッキングシートなどはなくて、ケーキ型にバターを塗って、薄力粉を塗してからケーキ種を入れて焼く、ということをしていました。

なかなか膨らまなくて大変だったんですよ……。
最初は全卵でやっていたので共立てだからキッツいキッツい。
知らない方はやってみるといいかも知れませんね。全卵を泡立ててケーキ種にする、という……筋トレ? になりますかね、これ。

話が逸れましたが。

こういった型で焼いたケーキに……ですね。
直接チョコレートをぶっかける! を、やりました。
満足感はありましたが、正直、美味しくなかったんじゃないかと思います。
(そのまま男子にプレゼントしたので味見していない……)

チョコレートをテンパリングする

この辺りになるとチョコレートは湯煎です。当たり前ですけども。
テンパリングとは要約すると、チョコレートを分離させないように綺麗に溶かす方法です。

乱暴に言えば、これが出来ると溶かしてもチョコレートが美味しいままになります。
溶かしたチョコを固めたら白っぽい線が出来ることがありませんか?
あれが分離した証です。

テンパリングを覚えたのが高校初期じゃなかったかなあ。と思います。
当時はまだ、テンパリングは出来ても、じゃあそれをどうする、というところまで考えてなくて、作った菓子にかけたりしていたと思います。

ガナッシュなどを用意し、トリュフを作る

説明するのがアレなので埋め込み先生にご登場頂きました。
ガナッシュの作り方はこちらに書いてあります。
まあ、早い話、チョコにクリームを突っ込んで柔らかくする、です。

これが出来るとトリュフを作れるようになります。
テンパリングとセットですけども。

トリュフ各種

短大で食品系に進んだ私が辿り着いた最強の義理チョコ。
それは『トリュフ各種』。

文字通り、味の違うトリュフを作り、それぞれを箱に並べてラッピングし、バイト先の人達に配りまくる、というのをやりました。
今のように100均でラッピング資材も売っていなかった時代なので、それだけでも自腹でかなりかかりました。

でもまあ、年に1度ですし。
バイト代を突っ込んで、材料や資材を買いまくりました。

トリュフの中でも紅茶の葉を砕いて入れたものはシェフにも好評でしたよ。
(私がバイトしていたのはレストランです)
美味しければ何でもいいんですよ、何でも!

以上、私のチョコ遍歴でした。

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