見出し画像

急がず、ゆっくり、落ち着いて

私は昔からどちらかというとせっかちな方だった。

なんでも早く終わらせようとして、早く終わる事を美徳と思っていた。

そして、遅い人に対してイライラしたりしていた。

でも、精神を病んで、

夫と一緒にカウンセリングを受けた時に、夫がカウンセラーさんに、私がいつもせかせかしている事を言った。

カウンセラーさんに、

急がない、ゆっくり行動する事を心がけてみては?

と提案された。

そのアドバイスを受けた後、仕事中に自分が急いで何かをしていた時に気づいた。

私、ものすごいストレスを感じている

と。

なんだか、体が硬直して、頭も凝り固まって緊張している気がした。

早くやらないと、上司に怒られる

早くやらないと、上司に嫌われる

そんな思いで、仕事をする事が多かった。

私の上司はせかせかしている人だ。

いつもバタバタ急いで動き、ああしろ、こうしろと言ってくるので、

その圧力から、一緒に働くと緊張する。


その上司の動きにも気づいた。

もしかしたら、私のせかせかした動きも、

他の人に圧迫感を与えていたのではないかと。


いつもせかせかしていた時は、

帰宅後よく頭痛が出ていた。

緊張型頭痛だ。

私はかなりのストレスの中で、仕事していたと思う。


カウンセラーさんに言われてから、意識してゆっくりと落ち着いて行動してみるようにした。

特に職場で。

急に忙しくなったり、周りに圧迫されている感じがあっても、心で「焦らない、焦らない」と繰り返し、丁寧に仕事をするようにしてみた。

すると、職場にいる時にあった緊張感が最近は薄れて来ている気がする。

同僚や上司が忙しくてイライラしてても、自分は自分のペースで、仕事をしてみている。

だらだらと仕事しているわけではない。ただ、急がずに、落ち着いて。それを心がけている。

今まで上司や同僚、客の感情に振り回されていた私が、あまり振り回されないようになって来ている気がする。

上司や同僚がイライラしてたり、機嫌が悪いと、自分何かしたか?とか思ってしまっていた。

私は、今よく言われている、HSP(Highly Sensitive Person)だと思う。


この、

急がず、ゆっくり、落ち着いて

を心がけるだけで、メンタルへの影響が確実に少なくなった。

さらに、

気づくこと

で、こうありたくない、ネガティブな自分でいる時間が少なくなった。


まずは気づくこと

「今焦っているな」
「今緊張しているな」
「今嫌だと思っているな」

と、とにかく今の自分に気づく練習方法をしている。

そして、

「落ち着いて」
「ゆっくりと」
「それは他人の感情。自分は吸い込まない」

と自分に念じる。



さらに、

「今考えていることは自分にとって必要か?」

と、特にネガティブな感情が出た時に自分に問う。

そして、この感情いらないと思ったら、

自分の心地いい事をする

アロマキャンドルを炊く。
チョコレートを食べる。
コーヒーを飲む。
好きな音楽を聞く。
職場で時間がない時は、ただ深呼吸する。


など。


そうするとなんだかニュートラルな自分に戻っている気がする。



ゆっくりと落ち着いて行動することで、こんなにも体の緊張感から解き放たれるんだという事に気づいた。

落ち着いている時は、副交感神経が働いているのだと思う。


焦って、急いで、そこに意味はあるのか。

急いだって、ほんの1分程度の違いではないだろうか。

そのたった少しの時間も惜しいならば、そうすればいい。

でも、私はその数分失っても、自分の体への負担を軽くしたい。

ゆっくり、落ち着いて行動というのは、ダラダラ行動とは違う。

職場で、急いでないと上司に怒られる、仕事を減らされるなど、やけにビビっていた私だが、

最近は、それで仕事が減るならそれでもいい。

急がずに、時間内にできなければ、

「すみません、出来ませんでした」

と言うようにした。

それでひどく怒られる事も今のところはない。

上司に嫌な顔をされた事はあるが、

実際に仕事は減っていない。

自分の過剰意識が自分にそう思い込ませていただけだった。(と、今のところはまだ変わらず仕事に行っている)

この少しの行動を変えただけで、

職場でのストレスは軽減し、

私のメンタルを守る事が出来ていると思う。

まだまだ自分をコントロールしきれていない部分はあるけれど、

思考の傾向と同じで、繰り返して意識する事で、身につけて行きたいと思う。


noteにこうして文章として綴る事で、

またこうやっていこうと再確認する事ができる。

生きづらいな、と感じやすい私だが、

自分への負担を減らす心がけとして、


急がず、ゆっくり、落ち着いて


意識して過ごすようにしている。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?